ナイトズー@多摩動物公園。(2024年8月11日・その1)
夕方ズー
結論から言うと、ナイトズーと言うよりは夕方ズー。
私が行った時刻が早すぎて(17時過ぎ)、帰った時刻も早すぎた(19時少し過ぎ)からだけれども。
歳のせいもあり、暗くなってくると予想以上に見づらく、しかも日が沈みだすと湿度がみるみる上がり始めて(前を歩いていた親子が「眼鏡が曇る」と笑っていた)、歩くだけでどんどん体力が奪われていくのを感じたので、閉園まであと一時間近くあったけれど早めに撤収。
このポスターみたいな時間が過ごせるかと思っていたのだけど、帰り際に金星らしき星がひとつ見えただけで、あとはずっと夕空だった。
しかも、欲しかったうちわは配布終了。
と、愚痴から始めてしまったけれど、嬉しいこともたくさんあった。
タスマニアデビル
来園3回目にして、寝てないタスマニアデビルに初めて会えた。
写真には撮れなかったけど、アクビも見せてくれた。
ライオン
ライオンの放し飼いエリアの上を通る橋・その名も「サファリ橋」の手すりの隙間から、ライオンの群れが見放題見られた。
昼間見たときよりも元気そうでホッとした。
ライオンバスに大枚はたいて(500円)乗ったときよりも結果的にいい写真が撮れたのにはちょっと複雑な思いがしたけど、ライオンたちが元気ならそれでいい。
前回来たときは目の治療中で会えなかった雄ライオンにも会えた。
オランウータン
オランウータンのくつろぎ場になっている高い台の上を見上げて、(あそこにいるのかな…)と、目を凝らしていたら、台の上に毛がふさふさしたオレンジ色の長い腕が、
スッ
と上がって、しばらくそうして上げたままでいたあと、
スッ
と、下ろされた。
まるで私の心の声が聞こえて、それに答えてくれたみたいに。
動物って気配をすごく読むから、もしかしたら本当に返事してくれたのかもしれない。ただの偶然かもしれない。
そして、昼間来たときは一度も見られなかった「空中散歩」も見せてくれた。
ゴールデンターキン
「もっとふさふさしてなかった?」
「夏毛かな」
「サマーカットかな」
と、ひそひそ言われていたゴールデンターキン。どうなんだろう、刈られたのか、これが夏の自然な毛なのか。
タイリクオオカミ
昼間は暑すぎて&遠すぎてそこまで辿り着けないタイリクオオカミにも、ようやく会えた。
シャイなのか、ものすごく奥まったところでじっと伏せていた。
その2につづく。