屋内配線の奥義
皆さんのおうちの電線は,通常は壁や天井の中の見えないところに配線されています。特に天井裏などの配線は、電線をステップルというホッチキスの太い版みたいのを使って木に打ち付けるのですが,結構地道で時間のかかる作業です。この作業工程を一気に楽にするのが,未来工業のCSPというCD管用のステップルです。
これをFケーブルの配線で活用すると、とてつもなく早く配線ができます。
写真は神奈川県大和市の新築工事での配線で、CSPを活用したものです。
屋内配線はVVFケーブルだらけなので、ステップルだけで留めていくと、かなりの労力がかかります。
この方法を考えた方、すばらしいです!
同じ未来工業から出しているTLRという部品も使ってみました。
こちらもCD管やPF管用のステップルが本来の用い方ですが、VVFやCVで使用してみました。
先ほどのCSPはスクリュー釘で、打ち込みが簡単ですが、TLRはハンマーで叩く力がより必要です。
でも、より抜けにくいというメリットがあると感じます。
また、腰袋に入れてもかさばらないので大量に所持していられるのも良い点です。
電気屋さんにしか伝わらない話題でごめんなさい・・・