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TQQQに1万ドル投資して活用方法を考えてみた

TQQQというETFに1万ドルを投資してみました。レバレッジETFの投資は初めてでしたが、今回の経験で、短期間での大きなリターンを狙う魅力とリスクの両方を実感しました。TQQQをどう活用できるか、そして感じたことをまとめてみたいと思います。

TQQQとは?

TQQQは、アメリカの主要テクノロジー企業などで構成されるナスダック100指数(QQQ)に連動するレバレッジ型ETFです。このETFは、ナスダック100指数の動きを3倍に増幅するよう設計されており、たとえばナスダック100が1%上がればTQQQは3%上がり、逆に1%下がれば3%下がる、という値動きです。

TQQQは、手数料が他のETFよりもやや高い(信託報酬0.98%)のですが、うまく活用できれば高リターンを狙えます。しかし、値下がりの際のリスクも3倍になるので、少しの下落でも大きな影響を受けやすいことは覚悟しておく必要があります。

今回の投資について

2024年8月14日、TQQQを1単位63ドルで158単位購入し、11月12日に82.5ドルで売却しました。3か月という短期間で31%もの値上がりです。S&P500やオルカンは今年1年かけて30%の上昇を達成したところなので、TQQQの値動きの速さを強く感じました。

ただし、常にこうした高リターンが得られるわけではありません。過去には、ナスダック100の急落とともにTQQQも一気に下がり、2022年には最大で80%も下落する場面がありました。

TQQQの活用方法を考える

次の2つのパターンを考えてみました。

パターン1:若いうちからTQQQに長期で投資する
もし若く、リスクを取って資産を増やしていきたいと考えているなら、思い切ってTQQQをコツコツ買い増し、長期的にホールドしてみるのも一つの手です。特に若いうちは将来の収入も期待できるため、たとえ大きく下落する時期があっても、時間をかけてリスクを取れるメリットがあります。

ただし、レバレッジETFは短期間で値動きが激しくなるため、価格が大きく下がっても「いつか戻る」と信じて持ち続けるメンタルの強さが必要です。自分が-80%の下落に耐えられるのかどうかをしっかり意識する必要があります。

パターン2:ある程度資産ができてから資産の一部として運用する
ある程度の資産を築いたあとに、TQQQを資産の一部として運用する方法もあります。TQQQは値動きが大きいので、ポートフォリオ全体に対して小さな割合で持つだけでも、リターンの増加が期待できます。市場が好調なときには少しだけTQQQを組み入れて、大きく下がったときに追加投資する、という方法も考えられます。市場は10年に一度ほどの頻度で大きく下落することもあるので、そのタイミングで割安な価格で購入できれば効果が大きいでしょう。

まとめ

TQQQは、ナスダック100指数の3倍の値動きをするレバレッジETFとして、大きなリターンを狙いたい人には魅力的な投資商品です。ただ、その分リスクも高く、タイミングとリスク管理の考え方が重要だと思います。若い頃から資産形成に積極的にチャレンジしたい人や、ある程度の資産を築いた上でリターンを増やしたい人にとって、TQQQは面白い選択肢になると思います。

もしTQQQやレバレッジETFに興味を持ったら、まずは小さな額から試してみて、市場の動きやETFの動きを体感してみるのが良いと思います。


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ひつじ@投資とAI
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