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あいぼとっしゅ
2020年3月21日 17:58
生まれた時なんて人間誰しも覚えていないもんだろ?俺は覚えている赤い光深い蒼たくさんの泡。だがそこで俺の記憶はぷっつり途絶えて途切れている次の記憶は、星の光を授かった時だった赤い光が温めるのは俺の芯だった。身体中からエネルギーが漲り頭の先や眼球にまで暖かな血が巡っていくようだった俺の手は記憶と違って骨張り少し大きかった。その手で御月様の御簾から伸ばされた‘ それ ’を受け取った彼女(