【私の仕事】病院に向かうタクシーでHPを更新し、出産30分前に給与振込

2023年9月29日 16:01

個人事業主のヒトユミ代表の石川恵と申します。
私の仕事はWebデザイナー兼講師です。

最近では、講師の割合が増えていますが、
私が現場で２０年以上やってきたことは
生徒さん達へ伝えられることの土台になっています。

タイトルの出来事は、
起業後に妊娠して、出産２ヶ月前。
全前置胎盤で出血しやすく、自宅待機中。
出血したら即入院という状況でした。

病院に向かうタクシーでHPを更新！？

妊娠中。あと２ヶ月で出産予定日という時期。
夜中に１人でYou Tubeを見ていたら、
むせて咳をした拍子に出血しました。

家には私１人。（夫は実家でゲーム会※）
※夫の名誉のため言うと、しばらく行けないので
　最後に言ってきなよと送り出していました。

ひとまず、病院へ電話して
最低限の入院準備して
タクシーに来てもらいました。
　

実はまだ、HPを更新する仕事が残っていました。
（なのに、なぜYou Tubeを見てたのか・・・）
タクシー待ちの間に、
更新所要時間とタクシーの時間を頭の中で計算。

これはイケる！とタクシーに乗り込むと
運転手さんが良かれと思ってスタートした世間話。
それも遮って、黙々とコーディング。HPを更新完了しました。

必死にパソコン触ってる人が妊婦だと思わず、二度見しながらも
入院荷物をタクシー運転手さんが手伝ってくれて
無事病院に到着！

コロナ禍だったので家族には会えない入院生活も１ヶ月が過ぎて、
なんとか赤ちゃんも母も、産める週数・体重まで頑張って持ちこたえました。

そんなある日、
安定していた状況から
また急な出血。

週末に緊急手術になると危ないと
急遽、翌日に手術をすることに。

手術の準備中に、
月末に近いことに気が付きました。

事情があるにしろ・・・
入院中仕事を進めてくれているスタッフへ
給与は支払いたい！

出産後は何もできないからと
急いで準備しました。

手術準備になり、間に合うかな・・・と思っていたら
待ち時間にお腹が張らないように止める点滴をすることになりました。

点滴中は動けないものの、
手は自由なので、急いでスマホで給与振込。
なんとか終えられてホッとしました。

その後、30分程度でみるみるお産が進み
出血が止まらなくなったので緊急手術！

赤ちゃんは無事産まれ、
今では主張激しめの1歳半ベビーに成長しています。

無事産まれてくれた赤ちゃんも
タクシー運転手さんも、
病院の看護師さん、お医者さんも
皆さんに助けていただきながらの
こんな仕事ゴリ押し気味のエピソードです。

「他人から見てどうなのか」
「働くママのロールモデルになりたい」
とか「自分がどうしたいのか」を度外視して
理想に走った時期もありましたが・・・

不器用で自爆したり、結局自己満足だけど、
「チャンスには、乗るしか無い！」
と行動するのが私の生き方なのかな・・・
と、最近では思うようになりました。

昭和すぎる、ど根性なところは
子ども達の模範になれるのか
と聞かれると、回答に困りますが・・・