「包括的性教育をもっと身近に!プロジェクト」が開催されました!
7月28日(日)、第1回「包括的性教育をもっと身近に!プロジェクト」が開催されました!
約40名の方にお越しいただき、非常に学びのあるバとなっていました!
包括的性教育とは?
生物学的側面、道徳的・倫理的視点などから健康やリスク管理に焦点を当てる従来の性教育の内容だけではなく、
・人間関係
・価値観、人権、文化、セクシュアリティ
・ジェンダーの理解
・暴力と安全確保
・健康とwell-being(幸福)のためのスキル
などの観点から、「自らを大切にし、幸せに生きていく」ための性教育です。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)により2009年に公開された「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」という指針に基づいており、今後の日本の性教育に必要不可欠な指針として利用されています。
まずは今回の仕掛け人、東海林さんによるお話
最初は今回のイベントの発起人であるLife is 代表の東海林さんより概要の説明。
東海林さんがなぜ包括的性教育の必要性を訴える活動をしているのか、今回のイベントへの思いなどを熱く、かつ東海林さんらしい優しい語り口で皆さんに届けていました。
佐々木恵梨さんによる発表
佐々木さんからは「性教育と避妊アクセスから見るデンマークとオランダのSRHR」というタイトルの発表でした。
若者の予期せぬ妊娠や性暴力などの課題に向き合い、根本的な課題解決を目指して活動する団体「ソウレッジ」のデンマークとオランダSRHR視察に参加した際の学びを共有いただきました。
「SRHR」とは「Sexual and Reproductive Health and Rights(性と生殖に関する健康と権利)」のことです。
デンマークやオランダの性教育の現状、日本との比較などについて話されていました。
横山浩花さんによる発表
横山さんからは「私たちも社会を変える?-CSW68に参加して-」というタイトルの発表でした。
ニューヨークの国連本部で行われたジェンダー平等と女性のエンパワーメントの向上を目的に行われる会議「CSW」に参加した際の学びをお話しいただきました。
ジェンダー平等な社会の実現のために自分たちに何ができるのか、自分事として捉えるための学びを共有いただきました。
最後はグループワーク
インプットの後はアウトプットの時間としてグループワークをおこないました。
「包括的性教育を当たり前にする」教育環境を整えるためのアイディアを各テーブルで考えました。
イベントを終えて
実はイベントバとして初めて利用のお問い合わせを頂いたのが今回のイベントでした。
打ち合わせの際、東海林さんからイベントに対する熱い思いを聞いていたので、参加者の皆さんの真剣な表情を見て、白神も嬉しかったです。
ビジネス面だけではなく、今回のような人生において重要な学びもできるバとしてひとやねを活用いただければ嬉しいです。
東海林さん、佐々木さん、横山さん、お疲れ様でした!
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