ビーズやアクセサリーにもお国柄があるようで。
ビーズやアクセサリーをたくさん見ていると、作られた国ごとに、デザインや作りなどにお国柄を感じるので面白いです。
今日は私がヒトツブビーズ店でよく扱う、比較的お手頃価格で庶民的なプラスチック素材のビーズやアクセサリーなどのお国柄をご紹介します。歴史背景なんかは置いておいて、とりあえず見ための話です。
まずはイタリア。
イタリア製のカジュアルなビーズやアクセサリーは、大胆な色使いやデザインの独創性、かわいいよりも「美しい」という感じでしょうか。その代わりというか、作りはちょっとおおらかだなと感じます。ビーズなら、形が少々いびつだったり穴の位置が少し斜めだったり。アクセサリーなら接着剤がはみ出ているものも普通にあります。
「雑(ざつ)」とは少し違う感じなんです…優先順位が、正確さや細かさ、丁寧さはあまり高くないというか。形が少々いびつだろうが接着剤がはみ出てようが、素敵なものは素敵!という力強い美しさがあるのがイタリア製です。
あ、でもこれはあくまでヒトツブビーズ店店主がお店で扱っている、カジュアルでお手頃価格な、庶民的なビーズやアクセサリーを見て感じたことの話です。感じ方には個人差がありますし、貴金属などはまた別物とお考えください!
次にドイツ。
ドイツ製のアクリルビーズやそれを使ったアクセサリーも店主は好きでよく扱っています。好きなところは、可愛いけれど子供っぽいファンシーな感じではなく、武骨で職人魂を感じるかっちりした作りなところ。
いい意味で「工業製品」という感じで安定した品質なので、扱っていて安心感があります。それにしても、プラスチック製品の評価は世間的にちょっと低すぎると思うのですよね。もう少し評価されてもいいのになあと思います。
最後に日本。
簡単に言えば細部まで丁寧。たくさんの工程で作られているのにそれを感じさせない、ちょっとアピール下手なのが日本製。
もちろん、たくさんの工程を経て丁寧に作られたものは色に深みがあったり、変色しづらかったり、長く使えば品質の差は歴然だけど、ある程度経験値のある人じゃないとその凄さはなかなか伝わらないよ!!!というのが日本製。控えめな美しさのものが多い気がします。
このイヤリングに使われているような日本製の模造パールも、何度も塗料を塗り重ねて作られていますが、知らない方のほうが多いのではないでしょうか。
あくまで店主の感じている印象ですが、ビーズやアクセサリーにもお国柄を感じて面白い、ってお話でした。
もっと他の国のビーズのことなども聞きたい!という方はぜひ実店舗へ!お喋り大好きな店主がお待ちしています♪
\実店舗再開しました/
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