
第5子の妊娠報告をした時の反応【第5子 妊娠出産の記録-2-】
妊娠を報告する時は、毎回ながら報告のタイミングなど色々と考える。
職場には、体調の変化もあるから母子手帳をもらうとすぐに報告するようにしているが、友だちや親戚には心配かけないようにと慎重になる。
第5子ともなると、必ずしも周りが喜んで受け入れてくれるとは限らないと考えてしまい、かなり慎重になる。
【職場への報告】
色んな反応があった。
私の職場は子どもがいる人が多いので、どちらかというと、すごく体調を気にしてくれ、さっと椅子を持ってきてくれたり、「動かなくていいよ」と声をかけてくれる人が多かった。
第5子ともなると、妊娠中期からはお腹の出方がパンパンで、今にも産まれそうな体格になっていたので、今思えば周囲には余計に心配させていたと思う。
また妊娠が分かったのが4月で、この仕事を受けてスタートした間なしだったため、中には「妊娠が分かってたのに、仕事を受けたの?」と言われたこともあった。
ここが女性の難しいところだなと思う。
仕事を始めるから、妊娠をしてはいけないというルールはないが、仕事を受けた段階で(もう妊娠するなよ)という暗黙の圧はあったようだ。
私は不妊治療もしてきた過去があるので、
「いつ妊娠するかなんて、誰も分かりませんよ。妊娠って、ほんと授かり物なんです。計画的に子どもが産めるなら、世の中の人は誰も悩みませんよ。」
と上司だがお構いなしに言ったのを覚えている。
そして、帰ってかなり凹んだのも覚えている。今回のことで、妊娠って悪いことなのかなと悩むきっかけにもなった。
妊娠は悪くないことなのだが、受け入れてもらえるかは別の話なのだ。
やはりまだまだ、仕事×妊娠や、仕事×育児はなかなか難しい世の中だなと痛感する。
子どもを育てたい女性は、おそらくたくさんいると思う。でも妊娠のリスクだったり、経済的な部分だったり、今の自分の立場だったりと周りの環境がそうさせない(できない)ように自然となってるよなと思う。
【友だちへの報告】
これは、だいたい喜んでくれる。
そしてまた、今までの妊娠報告とは違う反応で、「待ってたよー」と言ってくれるママ友も多かった。
第1子とは12歳差なので、これまた周りに妊婦や赤ちゃん育児をしている人が少ない。
なので、赤ちゃんをまた抱っこしたい!と思ってもなかなか周りにいないのだ。
なので妊娠を報告したときは、身近に赤ちゃんが産まれることを喜んでくれる人が多く、赤ちゃんに会いにきてくれる人も多い。
そう。赤ちゃんを好きな人は多い。
育てることは別として。
妊娠の報告だけで、色々と考えることになる第5子妊娠。今までで、一番色々と考えた妊娠期間だった。