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こんにちわ、shun roastです。
今日は休みで、ゆったりと過ごすなかで、雑誌standartを読んでた中から、考えさせられたトピックを。
スペシャルティコーヒーのブームが世界的に広がった現代ですが、その定義について改めて問うた記事で、何がスペシャルティなのか?単にスコアが高いものがスペシャルティとして良いのか?生産者側から考えが、ふんだんに書かれていて、とても考えさせられました。
実際には是非雑誌を手にして読んで欲しいのですが、僕がこの記事を読んで思ったことは、コーヒーのみならず、生産物全てにおいて、品質が高いものだけのもの「ハイクオリティ」や「スペシャルティ」と箔をつけることはこの先の未来に繋がらないということです。
どんな農作物にも言えることですが、農地が人でいう体というなら、農薬はドラッグやドーピングのようなものでしょうか。
そして農地といえど、そこには1つの物だけではなく、色んな多種多様な生物がおり、それぞれにとっての地であるのは確かです。
単にクオリティを高くするために、農薬や土地の開拓、そして人の手による分別でクオリティを高められるなら、そこを高められれば、全てがスペシャルティと言えるのでしょう。けれど、根本的に生産されている環境や生産している人々のコミュニティ、暮らしが未来につながり、持続可能なものであり、守るものでなければ、本当の意味でスペシャルと言えないのだと改めて感じました。
巷にはコーヒー店も増え、何気なく飲めるようになってきた、スペシャルティコーヒーですが、その裏にあるコーヒーの生産者側の実情や問題をもっと多くの人が知る機会を得られるようにしたいものです。僕も知らないことばかりですが…
コーヒーを楽しむ者の1人として、サポートできるアクションを起こしたり、誰かに賛同できることはできます。
まずはみんなで考えいきたいですね。
コーヒーにも人にも地球にも全てに優しいコーヒーでありたい。
hitotoki coffee