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手しごとの温かみの正体ってなんなのでしょう?

「手しごとで作られたものは温かみが感じられる」という言葉をよく耳にします。
手しごとで作られたものを触ると温かくて、機械で作られたものを触ると冷たいのでしょうか。そんな物理的な温度の話ではないですよね(笑)

ではその“温かみ”の正体は一体なんなのでしょうか。

人の手で作るものは一つとして同じものはできません。
同じデザインで同じ作り方をしてもその時の温度や湿度によって変わるものもあるし、もしかしたら職人さんの気持ちの状態によっても変わることもあるかもしれません。

よ~く見てみると一つ一つそのものの表情が違ったり、一つ一つにストーリーがあったり。
使う方もそういう風にものを見る目を持つことが必要かと思います。

どんな職人さんが作っているのか、どんな思いで作っているのか、そんなことをいろいろ妄想しているとそのものが愛おしく感じてきます。

職人さんが時間をかけて丁寧に作ったものが、今自分の手元にある。そしてそれは他の誰も持っていない自分だけの物。世界に一つだけのものに巡り合えた奇跡なのです。

そんなことを考えると大切で尊くて、心がポカポカしてきませんか?

もしかしたらぱっと見は機械で作られたものと大差はないのかもしれません。
ただ、人が作ったものには、ストーリーがあります。思いがこもっています。

もしかした機械で作られたほうが便利なのかもしれません。
でも、人が作ったものは自然と人に馴染んでいくようにできています。不思議ですよね。

結局、結論がうまくまとまらなかったけど。。。
私が思う手しごとの温かみって、そのものからいかに想像ができて、自分がそのものを愛せるかだと思います!

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