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複雑な青が魅せる刺し子ダイヤ柄ジャガード織


大城戸織布さんのショールームで生地を探しているときに真っ先に一目ぼれした生地のご紹介です。

黒、白、青の3色が接妙なグラデーションで混ざり合うベースに太い糸が刺し子のようにダイヤ柄を描く。ダイヤ柄に合わせて生地が寄せられ凹凸感が生地を立体的に仕上げる。
1枚の生地にたくさんのこだわりや技法が詰め込まれた逸品です。

まるで手作業で作られたかと思うデザインを織機に落とし込む職人さんの頭の中が見てみたい…!さすが、大城戸織布さん!なデザインです。
生地を織っている様子を撮ってくださいました(感謝)


ランダムに見える糸は生地を織る前の糸の段階で染められている播州織特有の先染めの技法からではこそ。


糸が巻かれた状態のコーンを黒色と青色の液に交互につけることでこの複雑な色を表現できるのだそう。


またコーンの状態で染めるから内側に巻かれている糸の糸は薄く、外側になるにつれて濃くなるのも深みをだしている秘訣。
そんなお話を聞きながらそこまでとことん”創る”のか…
と圧倒されてしましました!


クラフト感を感じる温かみの中にさりげなく織り込まれる黒が引き寄せる強さ…
デニムのように合わせやすい万能力も魅力のひとつ。
そのようなアイテムに返信するか、楽しみにしていてくださいね。


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