石破政権についての心配事 (3)石破氏に代わって高市氏が日本を救うのか?
石破首相が連日ネットやメディアをにぎわせていますね。新首相を賞賛するとかはまず見かけません。言うことがコロコロ変わって一貫性が無いとか、政敵を懲らしめたり、抑え込む策略だとかのブラックトーンの記事がほとんどですね!
石破内閣の写真の見栄えが良くないと少し前に話題になりましたが、海外メディアでも、しっかり取り上げられています。
これとか、
これとか。。。
個人的には、写真に写った全ての閣僚の見栄えの問題というより、誰とは言いませんが、最前列の約1名が全体の印象に深刻なダメージを与えている感じがします(笑)。
新しい政権の立ち上がりは普通は祝福ムードで満たされるものと思われますが、海外含め、世間一般がこの政権に対して、冷ややかな視線を浴びせているのは明白です。
石破政権ってそんなにダメダメなの?
私は今回の総裁選で高市候補を応援してきました。また総裁選を通し、茂木候補、加藤候補の主張や政策も高く評価してきました。
一方、ネガティブなことは言いたくないのですが、小泉候補、河野候補、石破候補の政策では「デフレへの逆戻り」が避けられないと考えていました。
小泉候補に至っては、「小泉総理なら政権交代を視野に入れる必要有り」とまで思っていました。私は、今後永久に、彼には総裁選に出馬しないで欲しいと考えています。年を重ねれば解決するという類の問題ではない問題を抱えていると思えます。
河野候補も財政規律ばかりに拘り、「まるでデフレなどなかった」かのような口ぶりであきれ果てました。
そして石破候補。石破氏も総裁選時点では「金融所得課税の強化」「法人税の増税」を口にする無神経ぶりに絶望しました。
高市氏が敗れ、石破氏が総裁の座に就いた瞬間、思わず「日本は終わった。。。」と私は暗い気持ちに追いやられました。しかし、直後、急激な円高が進み、日経先物が急落したのを見て、「『金融所得課税』『法人税増税』は速攻で撤回するな」と思い、最悪の事態は避けられそう、とは思っていました。
その後、2度と『金融所得課税』『法人税増税』は言わなくなり、岸田政権の継承が石破政権の柱となり、大いに安心しました。
追って記事を書くつもりですが、岸田政権の経済政策を継承するのであれば、最大野党である立憲民主党の百倍マシと思っています。
下図は私のイメージです。
あくまで私の関心事は経済ですので、経済軸の評価です。「右」とか「左」は全く興味ありません。また青地に白文字で示した政権は仮想的なもので、実現政権は黄色地に黒字の「石破政権with岸田政策・加藤財務相」のみです。
オリジナルの「石破政権」は立憲民主政権といい勝負してます(笑)。なんたって、デフレ完全脱却してもいないのに『金融所得課税』&『法人税増税』ですからね。失笑ものです(笑)。
石破氏自身もマーケットの反応を見て冷や汗をかいたことでしょう。そして岸田政権の政策を継承せざるを得なくなりました。
石破政権は短命に終わるのか?
今のところ、石破首相のイメージは最悪です。上の図で示したものは私の経済軸評価によるもので、政権への「好感度」は含んでいません。仮に世間の「好感度」を含めるともっと下方に追いやられるでしょう。
そんな状況に目を輝かせてるであろう野党、特に立憲民主勢に私は強い嫌悪感を抱いています。別に記事を書きますが、どう考えても立憲民主政権より石破政権(with岸田政策・加藤財務相)の方がましだと思っているからです。
とは言え、ここまで評判を落とした石破政権がV字回復するイメージは湧いてきません。特に『他人に厳しい』マスメディアからの今後も続くであろう猛攻を考えると、国民の印象も日々悪化を続け、10月27日投開票の選挙結果も厳しいものになるでしょう。
選挙結果によっては、石破政権は退陣を迫られるかも知れません。外交面で見ても、仮に「短命政権」を連想させる結果に終われば、各国政権から冷遇される懸念があり、胸を張れる結果でない限り早期退陣が、国益にもかなうのかも知れませんね。
相対的に浮上する高市氏
石破氏が評判を落とす一方で、接戦を演じた高市氏が相対的に浮上している感があります。衆院選の選挙応援依頼が高市氏に押し寄せているとのこと。
選挙結果にもよりますが、石破政権退陣⇒高市政権発足という流れを予測する意見も少なくないようです。
また、石破氏に冷遇されている一人が総裁選で「増税ゼロ」を訴えた茂木氏。高市・茂木連合の可能性もありそうです。私の過去記事では、茂木氏の経済政策は高市氏のそれに並ぶ高評価を獲得しています。あくまで私個人による評価ですが(笑)。
「友達いない」を公言する高市氏と「瞬間湯沸かし器」と恐れられる茂木氏、ともに「人気者」タイプからほど遠いキャラながら、勉強熱心・仕事熱心で共鳴し合えるコンビではないかと期待しています。
今回の記事は以上です。
選挙も近づいてきますので、
今後各党の経済政策など比較していこうかと思っています。