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[百万件のクチコミが語るホテル顧客満足度と構造]5.2.1 ホテル属性別-満足度と構造
割引あり
はじめに
前回記事までは「全観光ホテル」が対象で、日本全国の観光ホテルの平均満足度と構造を分析してきました。観光ホテルというものを最もマクロな視点で見てきたわけです。いわば、年齢・性別の区別なく、日本人の平均体重と平均身長、体重と身長の関係、といったザックリした部分を説明してきました。
本記事以降ではホテル属性等でデータを分類・グループ分けし、分析します。そうすることで、各グループの特徴を炙り出すことを狙います。このような手法は層別分析と呼ばれます。
分類・グループ分けの軸は、ホテル属性の他、顧客属性、自然、地方とします。具体的には下表のようなものです。
まず今回は「ホテル属性」という視点で、「温泉」と「最安料金」を軸に全観光ホテルをグループ分け、それぞれの満足度と構造を分析してゆきます。
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「温泉」分類とは、ホテル(旅館)名に「温泉」表記のある、いわゆる「温泉ホテル」と解釈できるもの、および、そうでないものという分類です。
また「最安料金」とは、各ホテルの宿泊プランのうち、最も安い一人当たり料金を指します。細かなことは気にせず、ザックリ解釈すれば、ホテルのグレードを示す尺度と考えて良いでしょう。実際、その解釈に素直な非常に興味深い分析結果が得られております。
それでは、早速見てゆきましょう!
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