Hitoshi Kobayashi

Guitarist / 作詞, 作編曲 / Rec, Mix, Mastaring Engineer / ライブシステム構築 / GOAT MUSIC PRODUCTION LLC 代表

Hitoshi Kobayashi

Guitarist / 作詞, 作編曲 / Rec, Mix, Mastaring Engineer / ライブシステム構築 / GOAT MUSIC PRODUCTION LLC 代表

最近の記事

未知と理解との関係性

 未知という状況に僕はどれだけ立ち向かえているのだろうか。 そう思うことが、無駄に博識な知識での渇望と、自己保身への端的な足掛かりとして根本的な原因となっているのだろうと、思考回路の癖というか脳内ガイドというか、反射的な自問自答の合図となっているような気がして、掘り下げ気味の自己分析をまたしてもふとしてしまう無駄に冴えた深夜寝る前です。 健全な睡眠前には何も考えず、何も為さずスマホを裏に向け、明日を楽しみに寝てしまえと、あまりやる気のないマトモな部分の僕は言っている様子で

    • 気が向くとは思い出すことの先にあってだね

      お久しぶりの登場が単に気が向いただけだとしたら、随分と気が向かない期間があったということになる訳で、気が向かない理由が大なり小なり明瞭なり不明瞭なりなくてはならない構成要素となってしまうことに他ならないわけです。つまり、気分が乗るとかやる気になるとか、唆されるとか励まされるとか、今までの気分を覆すナニかを認めることで先に進んだ自分をいかに格好良く魅せ、あたかもまるでこれが懸命な天命かのような雷に撃たれたような衝撃によって轟く衝撃がそうさせたかのような素晴らしい言い訳があるかの

      • 心象穏やかならぬ執着

        ふと頭をよぎるものは大概赤っ恥かいた記憶だと、まるで人類に備わった抵抗不可避なバグのように全人類の共通項がこの上なく嫌なことなのはいつの時代に起因するんでしょうね。 忘れたい記憶なんてものは、忘れたいと思った時点で強く脳に刻み込まれて未来永劫忘れられなくなってしまうとはよく言ったもので、執着を燃やせば燃やすほどに忘却の岸からは遠ざかってしまうというジレンマは、怒りと飢えを象徴とするストレス社会に対するアンチテーゼなのかもしれないと具体的な説明をしないままに遺しておきます。

        • ボーカル音程補正のお話

          思い立ったことを書き殴る場所をつくろうと、28年生きている中で何度か思ったりはしましたが定着せず、今回も飽きて仕舞うのかなとぼんやり考えつつも急に思い立っては戻ってくるいい場所になるのかもしれません。 今回は端的(?)に、僕の思考の癖を感じつつ音程補正について語ってみようかと。 広いけど停めづらい駐車場と狭いのに停めやすい駐車場、直感に実感が伴わない事は多々あります。音程という概念を大きく捉えるために駐車場をイメージしてみようと思いますので、今日の限りではそうしてください。

          止められないクセ

          こんな朝早くからおはようございます。GWは珍しくすべての仕事を持ち込ませないためにシャッターをなるはやで降ろしていた準です。お陰様で4/29から暫く連休となりまして、数ヶ月振りにまとまって自由に使える時間が予告編を経て現れたという待望と書いて待ち望んでおりましたと言わんばかりに降って湧いた瞬間が訪れたと声を大にして言って回っております。毎年GWは予定を入れずに様子を見ておりますが、私事で一杯になるうれし珍しな期間になっております。ついぞ去年はプライベートなライブで名古屋におり

          止められないクセ

          毒を食らわば皿まで

          昨日はレコーディング日和も日和の悪天候、大雨に晒されながらギターアンプを運び込みました。過乾燥の弊スタジオがほんのり和らぐくらいには湿気ているケースを除湿してる間に、和気藹々と音録りが始まります。ちなみに写真はカナーリ前の別のスタジオ。のほほんとしていたら写真すら撮らず、行き当たりばったりの人生です。画面ばかりを見つめる日常にはもう皆さん慣れましたでしょうか。 天気も分からない遮光ルームに閉じ込められ、エンジニアらしくモニターとにらめっこしてる風を装いながら、よくもまあ飽き

          毒を食らわば皿まで

          はじめての記憶

          物心がついてかつかずか、記憶の蔦を辿った最古の記憶は一体全体どんな光景でしょうか。ましてや意識のうちに音楽を聞き出したのは、いつ何時の事だったか定かな方が珍しいと言いたげな顔をしています。 なんて言うのもついこの間、初めてマクドナルドのハンバーガーを食べたのが3歳のお遊戯会のお昼の時間だったと饒舌に語ったばかり。この頃はやや大きいレゴ・ブロックの海に体を潜らせガチャガチャ泳いだり、お誕生日会に出てくる使い回しのケーキが本物かどうかのチェックに無心していた頃合いです。幼児に味

          はじめての記憶