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『表現の自由派、魔女狩りをする――温泉むすめ画像リプライ騒動』2021-12-30

 2021年末、「表現の自由戦士」界隈に魔女狩りが吹き荒れている。
 きっかけは12月26日、仁藤夢乃というフェミニストが、熱海の温泉に知りあいの女の子達を連れて旅行に行ったことである。

 仁藤夢乃?
 そう、いわゆるツイフェミの一人であり、地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」バッシングを発生させた張本人だ。その「温泉むすめ」観は次のとおりである。

 温泉むすめは「少女を性的に消費」「少女をモノ化」「日本社会の性差別の深刻さ」「少女を支配して楽しむ人権意識の低さ」「少女支配して楽しむ「現実の性差別・性搾取・性犯罪と本当に地続き」などなどを表しているのだそうな。
 その後も「温泉むすめを擁護したいらしき(根拠不明)男がウロついている」だの、嫌がらせの送り付けと称して、明らかに自作自演と思われる郵便物を晒したりとネガキャンに狂奔していたのである。

 その彼女が温泉旅行をするというのなら、これはもちろん「ヘイ、その行先には温泉むすめはいるのかい?」という話になる。
 
 結論からいうと普通にいるので、当然彼女のリプ欄にはツッコミが殺到した。その中にはもちろん証拠画像として熱海の温泉むすめそのものの画像を添付したものも沢山あった。温泉むすめ達は全員名字が温泉名になっているので、名前の書いてある画像であれば熱海だと分かるので便利である。
 というわけこのように仁藤氏のリプ欄には温泉むすめ「熱海初夏」のイメージカラーにちなみ黄緑色が並ぶ、とっても目に優しい状態となった。

 ちなみに一番多く使われている絵はソーシャルゲーム『駅メモ!ステーションメモリーズ』と温泉むすめのコラボ画像。名前もキャラも大きく描いているのが温泉むすめの公式サイトのキャラ紹介画像である。

 これに対して、急に文句を言い出した人間がいる。
 現地熱海で温泉むすめのパネルを店に置いている「コラボ当事者」の居酒屋店主である。2アカウントあるが、文句を言った店が2店あるのではなく、同じ人が経営している店舗アカウントと本人の個人アカウントだ。

例のフェミニストの方が熱海で花火見てたってだけで温泉むすめの画像送り付けたりして嫌がらせしてる人らを見てると、商売の一環でコラボしてる側としては少なくともそういう嫌がらせが趣味みたいな方々には味方ヅラして近寄ってきて欲しくないってのが本音ですね
あれはファンとかではなくて気に入らない相手への攻撃の手段としてコンテンツを利用してるだけの最下層のゴミクズだと思ってるし、そんな事やってるから世間一般から嫌われるってだけの話でしょ表現の自由だのオタク差別だの語る前に人様に陰湿な嫌がらせをする癖を何とかした方がいい。
いつまでも特定の人物に粘着してインターネットで嫌がらせするような人よりも実際に花火でも見にきてくれる人の方が地域にとっては「お客様」ですよ。 インターネットでガソリン撒くだけの人に味方気取りされるのはむしろ商売やってる側としては痛手です。 これ以上余計なことしないで欲しいです。
これまで来店してくれて良い関係が出来ている方に対してはもちろん感謝してますし今後とも仲良くしていただきたいですが、必要以上に攻撃的な振る舞いをされる方は近寄らないでほしいです。 そういう方は普通にコンテンツを楽しんでいる方の迷惑にもなります。

熱海のあっつん

フェミニストと喧嘩をする為に温泉むすめのコラボをしている訳ではなく、少しでもコンテンツのファンの方に楽しんで貰いたくてやらせて頂いています。 その辺りを履き違えて当店の情報を炎上の当事者にリプライ等で送り付ける行為はここに燃料あるよと誘導しているようなものです。本当に辞めて下さい

ご指摘ありがとうございます。 仰っていることはもちろんわかります。 当店が言いたいのは、嫌がらせ目的でキャラクターの画像などを熱海にいらっしゃったご本人に送り付けられていることがとても不本意ですし、むしろ嫌がらせのリプライが多発していて申し訳ない思いです。


バルバルATAMI(スタッフ急募)

 ちなみに「当店の情報を炎上の当事者にリプライ等で送り付ける行為」をしたというのはこれなのだが、この人物は表現の自由派とかではなく、逆に温泉むすめの叩き側フェミニストである。

バルバルATAMIの情報が載せられたツイート画像。返信先に仁藤夢乃のIDが明示されている。

 他にもパネルが映った風景写真で店舗名が映っていたものが1枚?ないでもなかったようだが、「当店の情報」というからにはこちらの住所連絡先などが載せられたものを指すと考えるのが自然である。
 さて、店舗情報はともかく「温泉むすめの画像を仁藤夢乃のリプ欄に貼り付ける行為」についての店主のコメントを再確認しよう。
 どうも彼はフェミニストに目を付けられることはさほど心配しておらず、画像貼り付けの方が彼の憎悪感情のメインであるようだ。実際には、仁藤氏は出張でたまたま温泉むすめを見た(本人談)ものにネガティブキャンペーンをいきなり張り出したわけで「お客様ですよ」どころか何をされるか分からない危険な加害者候補なのだが。

 ……いやさ、こんなに蛇蝎の如く罵られることか?
 実際にやったのは「ツッコミのためにこれを貼った」というただそれだけのことだぞ? 
温泉むすめのエロ同人誌のどぎついシーンを貼ったとかであれば分からなくはないが、ただの立ち絵である。

 そもそも何の罪もない温泉地域活性化プロジェクトに、性犯罪だの何だのと誹謗中傷をおこなってネガキャンを行った張本人の「温泉旅行」に対するツッコミとしては穏当も良いところである。むしろ言葉で「行くな」というよりもまっとうだ、行く権利はいちおう仁藤氏にもあるのだから。
 もちろん「嫌がらせが趣味」だからやったわけでもなければ「気に入らない相手への攻撃の手段としてコンテンツを利用してるだけの最下層のゴミクズ」という評価もどう考えても公平妥当とは思えない。

 なぜこんな偏った見方をしたのかというと、そもそもこの人物がオタクとフェミの争い――あるいはオタクそのものを余り良く思っていない人物だったというのが、おそらく真相だろう(なぜそんな人がパネルを自店に置くことにしたのか不明だが)。
 なぜか。次の画像を見て欲しい。

 別に犯罪被害者に隙があったと責める人間が特に「キモオタク」に特に多いという印象はないが、彼の中ではそうなっているのだろう。
 2018年10月には「キモオタク」発言が目立つが、オタク・フェミ双方を見下しつつも一応は休戦を呼びかけるような内容になっている。
 しかし2020年3月になってくると少々あからさまな、困窮した者の怨念めいたものが感じられるようになる。残りの画像は月しか書いていないが今年の取得なので2021年のものだ。だんだん嫌悪感が強くなっている雰囲気だ。
 さて、2020年3月というこの時期、これはコロナ禍の初期だ。観光地の居酒屋である彼の店は苦境に差し掛かっていたものと思われる。そしてこの直前にあったのが同年2月の...…

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