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『生成AIと児童ポルノ、の前置き』2024-06-28
反生成AI派がフェミニズム同様、事実上のキャンセルカルチャー母体のひとつとなっている。
#AI朗読#AIラブコメ
— Lol inc. (@Lol_inc_www) March 9, 2024
大切なお知らせ
公演を予定しておりました「~AI朗読劇~ AIラブコメ」について大切なご報告がございます
下記画像をご一読いただけますようお願い申し上げます pic.twitter.com/6KpdSF7Qtu
池袋アニメーションフィルハーモニーより、皆様へご報告させていただきます。 pic.twitter.com/4GKC6iGIcy
— 池袋アニメフィル (@ikeaniphil) June 19, 2024
【判断】生成AIでイラスト作製に「著作権侵害」の批判、海保がパンフ配布取りやめhttps://t.co/Bp1LVYpVfS
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 2, 2024
海上保安庁が生成AIで作製したイラスト入りのパンフレットについて批判が相次ぎ、配布を取りやめた。「公平中立な国の機関として生成AIを利用するのはふさわしくないと考えた」としている。 pic.twitter.com/1VPT18kKkY
反AIというのは、要するに商業的ニーズをAIに奪われるという恐怖から生まれた一種のラッダイト運動であるが、もちろんそれだけでは世界中でいつの時代も起こってきた「技術革新でなくなった仕事」となんら変わりは無い。駕籠や飛脚がかわいそうだから自動車産業をやめさせようと言い出すようなものだ。
そこで色んな理由を付けて画像生成AIをとにかく攻撃しようとしているわけだが、彼らの言い分のひとつに「児童ポルノ」に関するものがある。
「生成AIで児童ポルノが作れてしまう」「生成AIがネット上の児童ポルノから学習している」というのがそれだ。
今回は、この言い分に絞って考えてみたいのだが、結論からいえば私は「実在児童を児童ポルノの材料にされることから救うため、画像生成AIをもっと活用すべきだ」と考えている。
なぜそう思うのか?
その前に、ここでいう児童ポルノとは、さしあたり日本法でいう児童ポルノのことだと考えてもらってよい。つまり、現実の児童を被写体にしたポルノ写真や動画である。
国によっては児童を描いたものであればフィクション――要するに漫画やイラストであっても犯罪となるということがあるのだが、幸いなことに日本はそうなっていない。私はこれは日本の漫画アニメ文化のためだけでなく、児童虐待防止のためにも良い事だと考えている。
その理由は大きく分けて2つ。
「フィクションが現実の性犯罪・性虐待を助長しないこと」と「イラストや漫画を規制対象にすることは、捜査機関のリソースをそちらに割いてしまうこと」である。
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