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『「本当に」使える!!企業と公務員のためのジェンダー・差別表現「炎上」対策マニュアル #1』2022-11-20
フェミニストのクレームに屈しないことが、企業の利益につながる。
それを呼びかけるための
マニュアル作成を行うことにしました。
『シンカ論マガジン』のサブ連載として草稿を執筆し、
完成次第、まとめて発行したいと思います。
はじめに
経営者および広告・広報担当者、ならびにクリエイターの皆様。
はじめまして。ヒトシンカと申します。
企業が単独で、あるいは自治体や公共機関などとコラボレーションして広告やクリエイティブを出すと「フェミニスト」や「反差別」を名乗る人々からクレームがつくことがあります。
しかもネット上でそうしたクレームが煽動され、集団で企業に言い掛かりや誹謗中傷、不当な謝罪要求などを送りつけることが往々にしてあります。
よくあるものでは「モデルの胸が大きい」「イラストのキャラクターのスカートが短い」「登場するアニメ風のキャラクターが未成年だ」「女性に偏った仕事を押し付けている」「女性を『アイキャッチ』にしている」といったもの。
こうしたクレームは、誰が見てもひわいな画像がポスターなどに採用されたときに付けられるのではなく、むしろ「こんなものが!?」と驚くほど穏当なものさえ襲い掛かられるのです。
2019年の「宇崎ちゃん献血ポスター事件」
2021年の「松戸市ご当地VTuber・戸定梨香事件」
2022年の「月曜日のたわわ新聞広告事件」
などは一般のニュースにも取り上げられ、フェミニズム・反差別運動のクレームの不当性や行き過ぎが問題になっていました。
しかし、少なくない場合、企業や自治体などの方がネット上での批判や誹謗中傷の盛り上がりに驚き、よくよく考えればどうでもいいような言い掛かりに対して、「広告の取下げ・謝罪文公表」と言う事をしてしまうのです。
これは「反差別」「フェミニズム」を掲げるプロの活動家が偏った意見を述べるだけでなく、そうした美名のもとに「地位の高い人」や「大きな組織」を謝罪させることに快感を感じる一般人が大量に加担し、クレーム大攻勢が作られるからです。
こういう人々の行動パターンを「キャンセルカルチャー」と呼ぶことがあります。キャンセルカルチャーに対する、謝罪・取り下げという弱腰対応はまったく間違っています。
しかしネットやクレーム窓口などに寄せられた大量の批判や中傷に、担当者や時には経営者までが、パニックを起こして拙速な対応を取ってしまうのです。
さて。
世の中には、こうした企業広告やクリエイティブに対する言い掛かりに対応するための「マニュアル本」が幾つも発行されています。
ところがその多くは、まったくものの役には立たないものなのです。
なぜなら、それらは企業が利益を守るのを助けるために書かれたものではなく、「フェミニスト」や「反差別運動家」自身が、自分たちがやってきた企業への不当な圧力・風評加害を正当化する目的で書いているからです。
こうした本の著者たちは事件が起こるたびに、自分達が企業に言い掛かりをつける側であるにもかかわらず、アドバイザー気取りで新聞やネット記事に「いかに取り下げられた広告がいかに差別的で愚劣なものだったか」「いかに批判した人々が正しい事を言っていたか」「広告を擁護した人々は誤解している」と誤った情報を触れ回ります。
そして「あなたもクレームを受けたら、すぐに謝って受け入れないと大変なことになりますよ」と囁くのです。
まるでヤクザや総会屋が「総会屋の言う事はとてもためになるから、よく聞きなさい」と訴える本を出しているような構図です。
「じゃあ、どうやって対応を決めればいいんだ?」
と皆様は思うかもしれません。
安心してください。
今あなたが読み始めているこのマニュアルこそが、正しい対応方法をお教えします。
このマニュアルはキャンセルカルチャーを、撃退するためのものです。
擁護するものでも、服従をすすめるものでもありません。
かといって「表現の自由」という理想のために損を受け入れろ!我々と一緒にキャンセルカルチャーやフェミニストと戦え!と、負担を求めるものでもありません。
あくまでも広告やクリエイティブを作る企業・機関・自治体・クリエイターの利益に寄り添った答えをお教えします。
第一章 勝てます。
ライター業、連絡はDMでどうぞ。匿名・別名義での依頼も相談に乗ります。 一般コラム・ブログ・映画等レビュー・特撮好き。