![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91815725/rectangle_large_type_2_3b718126adc75179d359efc1bb2bae85.png?width=1200)
フランス印象派の代表的画家であるクロード・モネ(1840~1926)の連作。
![](https://assets.st-note.com/img/1669205614044-FIemvNiXtR.png?width=1200)
そのうちの一作が2022年10月23日、ドイツのポツダムにあるバルベリーニ美術館で環境団体「Latze Generation(最後の世代)」による【エコテロリズム】に遭い、マッシュポテトを投げつけられた。
絵画はガラスケースで保護されていたため本体の汚損は無かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1669206811023-sTCXAJFOh4.png?width=1200)
事件を起こしたひとりは作品の前で「人々は飢え、凍え、死んでいる」「私たちは気候の破局を迎えている。そして、あなたが恐れているのは、絵に描いたようなトマトスープやマッシュポテトだけだ」との主張を展開している。
いっぽう、ラスト・ジェネレーションはプレスリリースのなかでナショナル・ギャラリーの事件に言及し、今回の行動によって「社会に対して『芸術と命、どちらがより価値があるか』という問いを投げかけることができる」と主張。同団体スポークスマンは、次のようなコメントを発表している。「モネは自然を愛し、そのユニークで壊れやすい美しさを作品に取り込んだ。モネがその魔力を賞賛したこの世界そのものの破壊よりも、これらの現実のイメージのひとつが損なわれることのほうを恐れる人がこれほど多いのはなぜだろうか。キャンバスに描かれた牧歌的な世界に没頭するのではなく、現実を直視しなければならない。食料と水の奪い合いをしていたら、芸術を鑑賞する暇もない!」。
また彼らはマッシュポテトをぶつける犯行場面と、彼らの演説の様子をツイッターに動画投稿している。
We make this #Monet the stage and the public the audience.
— Letzte Generation (@AufstandLastGen) October 23, 2022
If it takes a painting – with #MashedPotatoes or #TomatoSoup thrown at it – to make society remember that the fossil fuel course is killing us all:
Then we'll give you #MashedPotatoes on a painting! pic.twitter.com/HBeZL69QTZ
![](https://assets.st-note.com/img/1669206994022-QdybbgEYwt.png?width=1200)
参考リンク・資料:
資料収集等、編纂費用捻出のための投げ銭をお願いします!↓
ライター業、連絡はDMでどうぞ。匿名・別名義での依頼も相談に乗ります。 一般コラム・ブログ・映画等レビュー・特撮好き。