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『学校と猥談(1)』2024-11-29
前回のnoteでも取り上げた、田中東子教授への批判。
論陣のおおかたは暇空茜氏らのぶち上げた「田中東子の矛盾」論はそれほど論点ではないということに気づいたのか、田中氏(とその他のフェミ)が過去にした宇崎ちゃん献血ポスター叩き発言そのもののおかしさを批判する方向へと論点が推移したようである。
正しい判断だ。
しかし、この本来叩くべきことでもない、彼女がBLを書いていた(それが真実だったとして)ことが一時的にせよ焦点になった背景には、田中東子が「大学教授のくせに」エロBL小説書いてる!というニュース性があったように思われる。
このような感覚は田中東子教授本人の作品『ひそやかな誘惑~SM小説家の読まれ方』においても現れていたりする。
東京大学大学院教授田中東子さんの同人名義の小説、大学上層部にちくるぞって脅迫されるBLで笹生える pic.twitter.com/ZcPClYoBuz
— 暇空茜 (@himasoraakane) November 23, 2024
https://t.co/NaQtpsepBx
— 暇空茜 (@himasoraakane) November 23, 2024
東京大学大学院教授田中東子さんのBL小説、ものすごい迫真の描写に息を飲んでしまった pic.twitter.com/WA89sgEbaF
作中、主人公はこの脅迫に対して、本気で怯える描写がある。
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もちろん同作はフィクションではあるし、私は暇空氏が表するような生々しい描写というより、むしろ陳腐な脅迫シーン出有るようにしか見えない。
というかそもそも、講義の「配当学年」の意味すら理解していない暇空氏に大学の描写がリアルかどうかなんて分かるとも思えないのだが。
しかし、自身が大学教授である田中氏が「大学教授がハードエロ小説を書くこと」について社会的にけしからんと受け止められるかということを、少なくとも現代社会を舞台とした小説内の設定として説得力を持つ、と判断した――程度のことは言って良いだろう。
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