『”逆転無罪”と女性界の秩序』2024-12-30
先般、女性たちを怒り狂わせたものがある。
「逆転無罪」だ。
強制性交等罪に問われた医大生3名のうち2名が二審の高裁で逆転無罪を勝ち取った。そのことが報じられた瞬間、判決内容を評価する材料など当時はほとんど何もなかったにもかかわらず、ネットの女性たちが噴き上がってしまったのである。
彼女らは抗議集会や署名運動まで始めてしまい、しかも今見たら「10万人の賛同者により」この署名は成功(目標の署名数が集まったという意味)したらしい。
特に日本共産党の吉田あやか三重県議会議員の「逆転無罪が許される司法であってはならない」と言う台詞は強烈であった。
この投稿を食事中に読んだ筆者は数秒後、「噴飯物」って正確な表現だったんだなぁ――と、汚れた画面から米粒を摘まみながら実感したものである。
この件で私が思い出したのは、その少し前に起こっていた「Tabio靴下屋」の炎上事件であった。
この事件は、Xで「ストッキングは買い換えのためにわざと破れやすく作っている!」という都市伝説に対し、メーカーであるTabio靴下屋のアカウントが訂正をした。
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