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【「STOP!カスタマーハラスメント」ポスター】
カスタマーハラスメントとは、企業の従業員等に対する、顧客等からの著しい迷惑行為を指す言葉。それを啓発する厚生労働省によるポスターが本作である。
2022年11月13日、ツイッターで1ユーザーがスーパーで見かけ、評価するコメントとともに写真を投稿したところ、またもフェミニストの逆鱗に触れた。
とあるスーパーのレジ前に設置されてた。並んでいると必ず目につく場所なのでとても良いと思う#カスハラ pic.twitter.com/cLyfE8skiT
— レジ店員@スーパー (@kusobokumetsu) November 13, 2022
今回は「女性が悪者になっているのが気に入らない」からである。
類例としては2021年の【マナーで始まる恋もある/マナ恋! #駆け込み乗車編】へのクレームとそっくりであった。
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![](https://assets.st-note.com/img/1668742992101-N7JaS9fCLU.png?width=1200)
実際、「エアトリ」によるカスハラを受けた人の調査でも、加害者は中高年男性が比較的多いとされている(ただし「クレーム」と形容した場合には女性加害者が多くなるという調査結果もある)。
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しかしそれ以前に、本当に「男女で差があることは、実際に多いほうの性別で役割を振らなければならない」のだろうか?
このルールは明らかにフェミニズムの普段の主張と矛盾している。科学者や管理職など望ましい・社会的地位の高い特性の場合には、それが社会の実情に則っていても男性として描かれることを「ジェンダーステレオタイプだ!」と彼らは批判してきたのではなかったか。
例えば【「キズナアイ」のノーベル賞まるわかり授業】や【がんばくん・らんばちゃん】へのカスハラやクレームはその典型であったし、【大阪府「男女共同参画社会の実現をめざす表現ガイドライン」(令和3年3月版)】の中でもそのように主張されていた。
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それならばカスハラ加害者のような望ましくない特性であっても、女性として描かれることをも受け入れるべきであろう。なぜなら望ましくない特性が男性として描かれがちであることは、フェミニズムの言を【ミラーリング】すれば「男性差別」になるからだ。
なおかつ、実はここでフェミニストのクレームを受けているポスターは、複数ある図柄の1枚に過ぎない。
以前(2月25日)から存在しているオリジナル版は男性→男性のカスハラを描いたイラスト。
その後、3月8日に5種類のポスターが一度に追加されており、なんと女性→男性、男性→女性、男性→男性、女性→女性の全てのパターンを用意している。任意の画像を追加できる用にイラスト部分を空白にしたもの、計5つのバージョンが用意されているのである。
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そこまで配慮されたポスターにまたもクレームをしてしまったフェミニスト達は、まさにカスハラの体現をしてしまったのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1668745785524-DBSDfcGBxW.png?width=1200)
参考リンク・資料:
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