【rurudo個展「PLAYROOM」in梅田ロフト】
2021年11月6日から大阪「梅田ロフト」1Fロフトマーケットで開催された、イラストレーターrurudo氏の個展。同氏は主にパステル調の淡い色使いを用いた美少女イラストを得意とするイラストレーターである。
11月18日まで同展覧会には何の問題もなく、同店の客などがクレームをしたなどの情報もまったくない。「ちと」というHNのツイッターユーザーが、下記のツイートを投稿するまでは。
このツイートをきっかけに他のフェミニスト達も飛びつき、相次いでLOFTにいつものピラニア的集団攻撃を開始した。
極めて残念なことに、LOFTは個展前をカーテンで覆ったばかりか、そのカーテン内からさえ同作を撤去したとのことである。
ところが、現実には到底このツイートから想像されるような状況ではなかった――つまりこのツイートは「嘘」だったことが、実際に訪れた他のツイッターユーザーから指摘されている。
実はこのイラスト、前掲の梅田ロフト公式アカウントが出している写真の1枚目にも映っているのだ。
これが「入った瞬間ドーン」だろうか?
しかも全然この個展会場自体「お店入った瞬間」のところにあるのでもなかった。他のユーザーが実際に「お店入った瞬間」のも撮影して公開してくれたことで判明している。
しかも糾弾を始めた「ちと」のツイートは、なんと画像にセンシティブ設定(投稿した画像がすぐに表示されず、見る人がクリックして初めて表示されるようにするツイッターの機能)を付けずに拡散していたのである。
ツイッターの年齢制限は13歳以上である。それすら必ずしも守られていない。
もしこの画像が一般の(あるいは未成年の)目に触れることに問題があるというなら、なぜ「ちと」は未成年にも見えるように拡散していたのだろうか。そしてこのツイートに反応してLOFTをバッシングしたフェミニスト達も、「ちと」のこの行為を批判する者は誰もいないのである。
つまりフェミニスト達は、実際にはこのイラストが未成年に悪影響がないと知っているか、未成年に悪影響をもたらしても良いと思っているか、2つに1つである。
さて、「お店に入った瞬間にドーンと展示されてた」が嘘であることは分かった。次に「そういうお店とかじゃなく」という言葉を検討してみよう。
プロのイラストレーターであるYANAMi氏は、元々梅田ロフト1階はイベント、展示スペースであり、これまでも様々な展覧会が催されてきたことを指摘している。
そもそも裸女の絵画や彫刻の類は美術館はもちろん、公園や一般道などにさえ普通に展示されているものである。島根県奥出雲町に寄贈された【ダビデ像】【ミロのヴィーナス】に過剰反応を示した人々は、海外メディアからも笑い者になっている。
もし仮に梅田ロフトに飾られていたのがrurudo氏の作品ではなく西洋名画であったなら、「ちと」や他のフェミニスト達はバッシングできたであろうか?
できないならば、それを差別と呼ぶのである(できたとしてもただの狂気ではあるが)。
参考リンク・資料:
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