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Censoyclopedia:センサイクロペディア

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表現の自由と弾圧・規制に関するあらゆる用語を、作品名・法律用語・人名・団体名問わずに収集するWeb事典です。 できるだけ多くの人に知って欲しいため実質無料ですが、本文後に投げ銭用…
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#詭弁

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※作品のネタバレを含む項目があります。 ※一部項目が『シンカ論マガジン』の内容と重複するため、そちらへのリンクとなっているページがあります。 あ行あ 【会田誠展:天才でごめんなさい】 【アウディRS4広告写真】 【あえてその名を語る愛】 【あおいさん延長お願いします】(※『シンカ論マガジン』記事へのリンクです) 【碧志摩メグ】 【赤ちゃんの写真】 【茜さや】 【あからさまに性的なタマネギ】 【アクセス権】 【アクセル・ワールド】 【アザーワイズ賞】 【アツギ】 【アート

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【私もオタクなんだけど】

 フェミニストなどの表現規制派がしばしば自称して言う言葉。  その者がオタクの端くれであろうとなかろうと、オタクとしての知見をふんだんに用い、論理的・実証的な規制論が展開される……ことは決して無く、「同じオタクから見ても悪いのだから叩きは正論!規制すべき!」等と言い張るだけに終始する。  結局のところ、単なる立場の僭称。要するに自分の立場を中立的で穏当なものに見せかけたいだけである。  そして続く発言では「100%オタク側のみに」規制への譲歩を要求してくる習性がある。オタクと

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【累積的抑圧経験】

 2019年12月、東北学院大学准教授の【社会学】者・小宮友根が、フェミニストによる表現への集団クレーム攻撃を持ち出すため炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか(2019年12月)の中で持ち出した概念。  要するに「イヤなことを思い出させたのだから、そのイヤなことの原因でもなんでもない相手であっても、フェミニストは八つ当たりで攻撃し炎上させてよい」と言う主張である。実際に、この箇所で小宮氏が正当化しようとした炎上事件は、エロティックでもなんでもないば

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【ラブジョイの法則】

 自身の意見を押し通すために、さもそれが子供のためであるかのように主張すること。アメリカでは他に「ラブジョイ防御」「ヘレン・ラブジョイ抗弁」、「ヘレン・ラブジョイ症候群」、「子供たちのことを考えろイズム」などの俗称がある。日本でいう「子供を楯にする」行為。  ヘレン・ラブジョイというのは米国のコメディアニメ『ザ・シンプソンズ』に登場するティモシー・ラブジョイ牧師の奥さんである。基本的に意地悪なおばさんキャラで、彼女がこれ("Think of th children.","W

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【TPO】

 Time(時)Place(場所)Occasion(場合)で、通常は「時と場合(を弁えろ)」という程度の意味の和製英語。  表現規制に関する議論においては【公共の場にふさわしくない】とほぼ同様の使われ方をし、問題点もほぼ同じである。  すなわち規制派側が、実際に有害性を示せない表現に対して「TPOをわきまえるべき」という不明瞭な排除命令を投げつけるためだけに発言するだけの言葉となっている。  フェミニストのツイート分析を行っている幻集郎氏は、表現規制理由に挙げられがちなワー

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【モノ言う女は叩かれる】

 フェミニスト女性が反論に窮したとき、投稿しがちな文字列。または発しがちな鳴き声。  言うまでもなく論争の争点から目を逸らし、被害者ぶって論敵を非難することで窮地を脱しようとする稚拙な試みである。  実際にはそのフェミニストは発言の内容を批判されているのであり、「女だから」「モノ言う女だから」叩かれているのではないことが圧倒的に多い。  むしろ【名誉男性】などといって、モノを言っているのが女性であることを叩くのはフェミニストであることが多い。   このような被害妄想を抱く

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【名誉男性】

 フェミニストの用いるスラングで「フェミニズムに協力せずに男に味方する裏切り者」とみなした女性に対する罵倒語。  もともとは名誉白人という言葉があり、黒人差別反対に非協力的な有色人種を指していた。例えば1980年代、アパルトヘイトで経済制裁を受けていた南アフリカ共和国と貿易を続けていた数少ない国が日本であった。これは日本の産業が当時、同国で産出されるレアメタルを必要としていたためであるが、このため日本人は有色人種であるにもかかわらず、白人居住区を宛がわれるなどの「白人扱い」

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【ミラーリング】

 ミラーリングという言葉には分野によって異なる幾つかの意味があり、 ・心理学におけるミラーリング:相手の言動などを真似てみせることで好感や親近感を抱かせる心理的テクニック ・コンピュータ技術用語としてのミラーリング:データの記録装置への書き込み時、同じデータを別の装置に書き込むこと(スマホ画面をTVにも表示するなど)  などがあるが、フェミニズムのスラングとしては「女性にとって不愉快なものの男女逆転版を作る(あるいは単に要求する)ことで、男性に思い知らせてやること」を意味

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【ミソジニー】

「女性嫌悪」「女性蔑視」「女性憎悪」などと訳されるフェミニズム用語。  ミソジニーな精神を持つ人をミソジニストといい、これは他の単語と組み合わせてスラング的に使われる。たとえば「ミソジニストのオタク」と言う意味で「ミソオタ」、また「男」「オス」と組み合わせて「ミソ男」「ミソオス」などとも言う。たいていの場合、その人がなぜミソジニストであると思ったのかは根拠は示されず、聞いても答えられない。  表現規制にまつわる議論における「ミソジニー」note用途は主に「論敵をミソジニスト

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【マンスプレイニング】

 man(男性)とexplaining(説明すること)を合わせた造語で、男性が女性に何かを説明することを意味する、フェミニストのスラング。  本来は「女性がすでに知っていることを」とか「説教臭い偉そうな態度で」などの修飾が付くのであるが、判定してくるのはフェミニスト側なのでその判定は極めて緩く、かつ被害妄想的になりがちである。結局はたんに男性が女性に何かを説明するだけで「マンスプレイニング」呼ばわりされることになる。  レベッカ・ソルニットのエッセイ『説教したがる男たち(M

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【地続き】

 フェミニストをはじめとする表現規制派が、自身の気に喰わない表現ジャンルに対して「何か望ましくないもののイメージ」をなすり付ける目的で用いる言葉。 「性犯罪と地続き」「性搾取と地続き」「差別と地続き」のように使う。  はっきりと「原因」「助長」「誘発」などのように因果関係を想定する言葉を使うと統計的に反証されてしまったり、科学的根拠を求められたりして当然詰むことになる。  そこで、せめてイメージだけでもなすりつけておきたいという卑劣でさもしいメンタリティの表れであり、実際に

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【不快だから言っているのではない】

 表現規制を感情論ではないと弁護するためによく言う台詞。フェミニズムの非論理性が暴かれ、そこかしこで「お気持ち」と揶揄されるようになった現在、特にフェミニスト達に需要がある。  その後には「性的消費」だの「公共の場」だの「累積的抑圧経験」といった『不快感以外の排除理由』の言い訳が続くことになる。  ちなみに、このようなニーズが生じる以前、1980年代から女性に対するいわゆる差別語を「不快用語」と普通に呼んでいた。これは障害者差別問題で当時いわゆる差別用語を「不快用語」と称し

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【ファンの方々】

 なんらかの人物やコンテンツの愛好者のこと。  本来はニュートラルな言葉であるが、しばしば表現規制派が、なんらかのコンテンツや人物を攻撃するために嘘を吐き、それを指摘されると指摘者に対して貼りがちなレッテル。 「自分が嘘を吐いたのを指摘された」という明確な失態を「自分が批判したコンテンツの熱狂的なファンが、ヒステリックに怒り狂っている」とすり替えるわけである。  一種の逃げ口上であり、「嘘がばれそうになって新たに嘘をついてしまう」という悪循環の一例と言える。 実例1:  2

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【まんこ二毛作】

 ネットスラング。女性、なかでも特にフェミニスト女性の人生の一パターンを示す言葉。  女性は持って生まれた容姿にもよるが、【エロティック・キャピタル(erotic capital)】すなわち性的な魅力が豊富な若い時期には、それによって男性からちやほやされる。あるいは実際の売春行為によって経済的利益を獲得する場合もある。  しかし加齢とともにエロティック・キャピタルが減少すると、「【性的搾取】されていた」「私達は買われた」などと、過去にはそれが自身の意思であったこと、それによ

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