関東平野の蛙、淡海を知る。
こんにちは。
1ヶ月ほど前、友人に誘われ、はじめて「滋賀県」へ遊びに行きました。
お目当ては最近 SNSでも話題の「琵琶湖テラス」。
滋賀県=琵琶湖のイメージはあったけれど、むしろそれしかなく、言われるままに予定を組みその日を迎えたのですが、その美しさ、雄大さに、まんまと虜になってしまったお話です。
観|
琵琶湖テラス
まずわたしが気に入ってしまったのはその「立地」でした。
地図で見ると、なんとも不便そうです(笑)
県の中心部である大津市や草津市は南側に集中していて、本当の中心部はもうほとんど琵琶湖に陣取られています。琵琶湖の対岸に行きたいときは、たぶん本当に不便だと思います…。
だけど大津市は京都駅からJRで10分ほど!
琵琶湖沿いを走る電車で京都に通勤する暮らしなんかを想像して、とてもワクワクしてしまいました。
それと、祖父母の暮らしていた三重県と隣り合っているのも、個人的な好感ポイント。(今まで全然気がつかなかったけど…)
そんなわけで早速「琵琶湖テラス」へ。
シガはシガでも、志賀駅からシャトルバスとロープウェイで向かいます。
海じゃん!!!!!!!!!!
この旅で50回くらい言った言葉です。
琵琶湖テラスの標高は1,100メートル。眼下に琵琶湖を一望出来て、天空にいるような映え写真が叶うことでちょっと話題のスポットです。
しかし琵琶湖ちゃんってばデカすぎて、上から見たって全体を見渡すことはできないのです。もう本当に海みたいで、なんなら島が浮いてるように見えるし…
とにかく初めて見た私はずっと驚いていたのでした。
カフェやレストランもあり、真っ青な景色の中で優雅な時間を過ごせます。
と言っても、やはり山の上なので、下界との気温差と強風には注意です。(めっちゃ寒かった・・・!)
琵琶湖大橋
ちょっと寒すぎて、そんなに長くはいられませんでした(笑)
真夏は涼しくてよさそうです。
電車の待ち時間が30分ほどあったので、駅から湖畔までお散歩してみました。
やっぱり海でした。
波が打ち寄せちゃってる・・・
淡水の海、ということで”淡海”と表現されていました。
こんなに綺麗で、広くて、しかもベタベタしない…塩害も無さそう…!
最高では??!?!!?
ということで、可能性は限りなくゼロに近いのに、道中は琵琶湖沿いの物件探しに勤しむ旅となりました。
そんなこんなしながら、次に向かったのは「琵琶湖大橋」。
琵琶湖テラスよりも南側の、比較的湖幅の狭い部分にかかっている橋です。琵琶湖大橋を起点に、南側を”南湖(なんこ)”、北側を”北湖(ほっこ)”と呼ぶそうです。
橋のふもとに道の駅があり、そこで遅めのランチとお買い物を済ませました。
ここで買い食いした『酒粕の生チーズケーキ』なるものがどちゃくそ美味だったのでおすすめです!
↓ おちょこパッケージはお土産にも良さそう・・・!
そして、どうしても琵琶湖大橋を渡りたい私達は、この大きな橋を歩いて渡ることに…!
意外と、20分程度で渡れました。広大な琵琶湖を横断したい方、ぜひ徒歩も検討してみては。走っている地元の方も結構いました。いいランニングコース!
詣|
比叡山延暦寺
さて。「滋賀は湖しかない」なんてことは当然なく、大きな寺社仏閣に2つも参拝することができました。
誰もが歴史の授業で習った、「比叡山延暦寺」。
京都のイメージが強いですが、比叡山は京都と滋賀にまたがっており、滋賀県側からもお参りすることができます。
最澄…空海…どっちだっけな…なんて考えながら、”日本一長い 坂本ケーブル”に乗って向かいます。
延暦寺は、山中に建造物が複数点在していて、全て回るには境内を走るシャトルバスを利用するのが一般的です。
重機もない時代、昔の人は一体どうやってこの山の中に寺院を建てていったのか、、、本当に不思議です。広すぎる境内を周りながら、授業で習った「開山する」ってのはこういうことなのか(?)と感じました。
近江神宮
もう一つ、「近江神宮」にも立ち寄りました。
ちはやふるファンの友人チョイスです。
本殿までの静かな杜、大好物でした!
この日はたまたま、「近江まつり」の日で、境内は近隣の子供たちと、子供神輿で大賑わいでした。全国的にも有名なところだけど、こんな風に地元の人からも愛されていて、その距離の近さに、こっちまでなんだかすごく嬉しくなりました。
おみくじは一番の大吉を引いたよ!!
泊|
びわ湖大津プリンスホテル
今回のお宿は、言わずと知れたプリンスホテルに。
最近CMが流れてるのを観たことありますか?
『日本のホテルの先駆けだから、全国のいい場所を、いち早くおさえています』
まさにこのセリフを体現した絶景ホテルでした…!
旅行割りで贅沢体験できちゃいました。
もう一つ感動したのが、京都駅のウェルカムカウンターの存在です。
なんと、到着時に、プリンスホテルのウェルカムカウンターに荷物を預けられて、ホテルまで!届けてくれるのです!!無料で!!!!そして帰りも!!!!!
こんな画期的なシステム、一般人のわたしは初体験でした・・・
キャリーやボストンの預け場所問題って、車移動以外、絶対についてまわる問題ですよね。一発で解決してくれました…素晴らしい…。
◇◇◇
また一つ、また訪れたい場所、あわよくば住んでみたい場所が増えたのでした。
そういえば、ホテル周辺の湖畔は、最初に見たビーチのような感じではなく、遊歩道が整えられていて、みんな気持ちよさそうにジョギングしたり、お散歩したりしていました。
琵琶湖、もっと注目されてほしいな。
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