グルテンフリーが好きなんだけれど、選択肢があまりない人へ
フォトグラファーの片岡です。
今日はちょっと思考を変えて、グルテンフリーについて、綴ります。
私はグルテンにちょっとしたアレルギーがあります。グルテンというのは、主にパンに含まれている成分で、あの「もちもち」とした感じを造りだす成分です。グルテンは、通常小麦粉の中に含まれています。なので、うどんや一般的なお菓子(米から作られているものは除く)に含まれています。
私のアレルギーは、それほど深刻なものではないのですが、グルテンを取ると、花粉症の様に鼻水が沢山出ます。だいたい半日ぐらい、この症状が続きます。これは、結構不快な感じです。
なので、普段はなるべくグルテンを取らないように気を付けています。グルテンを取らないようにするのに、もっとも手っ取り早い方法は、米から出来た製品を取る事です。お煎餅やごはんを食べる事。ベトナム料理の春巻き(ライスペーパーを使っているもの)や、タイ料理のパドタイ(お米で出来た麺を使用した焼きそばの様な料理)を食べます。
それでも、カフェに行って食事となると、なかなか難しいです。
その時にお勧めな方法を、皆さんにシェアします。
それは、ヨーロッパ、とくにフランス産かイタリア産の小麦粉を使用したものを食べる、という事です。
今回の写真は、今朝のカフェでの朝食です。ご覧の様にトーストですが、このカフェは、フランス人のシェフがパンを作っており、小麦粉はフランスから輸入したものを使用しているのです。
このトーストを食べても、私のアレルギー症状はほとんど出ません。なぜか原因は分かりませんが、小麦粉に含まれている成分がなにか違うのでしょう。
ちなみに、この事をどうして知ったか、というと、実はあるYoutubeの動画を見たからです。
オーストラリアにやってきたフランス人のパン職人が、オーストラリアでパンのお店を開店しました。その時、パン職人があることに気が付きます。それは、これまでと同じようにパンを作っているのに、なぜか自分にアレルギー症状がでる、というものでした。
最初、彼はその原因が分かりませんでした。同じレシピで同じ様に生地を作り、これまでと同じ温度でパンを焼いているのに、フランスでは全く起きなかったアレルギー症状が出るようになってしまった。。。
色々考えていた時、それはもしかして小麦粉が違うからではないか、という事に気が付きます。
彼は試しに、小麦粉をフランスから輸入してパンを作ることをやってみると、、、なんとアレルギー症状が出なくなった、という事なのです。
この話を見ていて、そうか!これまでは、グルテンフリーのパンがあるカフェを選んで、そのパンを食べていた(これがあまり美味しくない)のですが、小麦を選んで使用しているカフェに行けば、もしかしたら、大丈夫かもしれない、と考えたのです。
そして、たまたま写真のカフェで、フランス製の小麦粉が棚に並べられているのを見て、ここで試してみよう!と思いました。そして、それは正解でした。
実は、このカフェのパン職人とは知り合いになり、前に写真を撮らせてもらったことがあります。それはこちら。
グルテンにアレルギーを持っている方で、そのアレルギーがそれほど深刻でない方は、パンに使用されている小麦粉を、選んでよい物(特にフランス製が良いと思います)にしているカフェで、一度試されてみる事を、お勧めします。
いつもグルテンフリーというのも、結構しんどいですからね。特に外国では。
今日の私の話が、ちょっとでもご参考になれば、幸いです。
それでは、また。
片岡