「障害者雇用率が高い会社」ランキングで第1位になりました!
「障害者雇用率が高い会社」ランキングTOP100で第1位となりました。
とても誇らしいことです。
中身を話すると、ゼネラルパートナーズで雇用している人数は40人ほどと少数です。500人以上、1000人以上と雇用している大企業がいくつもありますので、比較すると人数での貢献は高くありません。
しかしながら、ゼネラルパートナーズのような小さな会社が「どのようにして1位になったのか」というメッセージが届けられる機会が増えるならば、意義があるのではないかと考えます。違った角度ではありますが、少しでも未来の障害者雇用が良くなることに貢献できればうれしく思います。
今日はそのあたりを話したいと思います。
今の障害者雇用の現状は、お世辞にも良いとは言えず、まだまだひどい会社が多く存在しています。障害者雇用の数字が悪い会社は、概ねこのようなスタンスではないでしょうか。
・障害者雇用は「法律で義務付けられている」から、仕方なく雇用している
・障害者はマネジメントが大変だから、できるだけ自分の部署に来ないでほしい
・障害者ってどんな仕事ができるのか分からないので、誰にでもできる事務系や作業系の簡単な仕事を集めてやってもらう
・コストがかかるだけで収益が減る
本当なの?と思うでしょうが、残念ながらこれが現状なのです。
上記の会社とゼネラルパートナーズの違いは何か。
大きな違いでいうと、障害ある人を「戦力」として期待している、ということではないでしょうか。
弊社の前提となる雇用スタンスは「障害があっても戦力になる!」と信じていることです。悪い言葉かもしれませんが「使える人」はたくさんいますと思っています。「戦力」となる人材は何人いてもウェルカムですね。弊社では全員が本業に関わる仕事をしています。サポート役ではなくメイン担当として働いています。その働きぶりは事業の黒字化に直接つながり、無くてはならない存在なのです。障害があってもなくても同じく売上利益の目標をもっています。必要な配慮はしますが、遠慮はしません。貢献高い人は昇格し評価をします。仕事をしない人は降格します。障害が有る無しでは区別はしていません。特別扱いもしません。フラットに接しています。
私は「障害ある人がすぐれている」と思ったことはありません(はっきりと言ってすいません)。これは世の中と同じで、すぐれた人もいれば能力が低い人もいます。障害者の中には、良い人も悪い人もいる。
一方で「障害がある人は劣っている」とも思っていません。これは多くの人のバイアスではないでしょうか。世の中と出現頻度は同じです。もし自分が明日から何らかの障害者になったとら、急に劣るのでしょうか。そんなことはありません。障害があるからないから、ではなく、一人ひとり違うのではないでしょうか。
多くの人に問いたいと思うことは、
「障害があるという理由だけで、できないと決めつけたりしていませんか?」
「知らず知らずのうちに、面倒な人だと思ったり、蔑んだりしていませんか?
「なんらか自分で(負の)バイアスをかけていませんか?」
ということです。
まだまだ何らかマイナス感情を持っている企業は多いことでしょう。
この根幹となる感情を解消していかないといけません。
マイナスの感情が積み重なると、障害者の社会進出の歩みは止まってしまいます。
我々にできることは、障害者の働く機会を通じて、マイナス感情を何らかプラスの感情に変えていくこと。
まさに障害者の良き認知を広めること。ここが我々の使命ではないでしょうか。
よき未来につなげるために、がんばってまいります!