花言葉は〝満ちてくる自信〟
ようやく癒えた膝の具合を確かめるべく
ふた秋ぶりに来た小さな里山の登山道
こんなに険しかったかしらと
汗がしたたり 息があがる
幾度目かのつづら折り
確かこの辺だったはずと記憶を手繰り
見つけた紫色の花竜胆
わたしを鼓舞するかのように枯野に凛と咲き誇る
再会の喜びとともに満ちてくる自信と勇気
きっと、もう大丈夫
そう、まだまだ全然大丈夫
呟きながら辿り着く頂の展望台
汗を拭き 喉を潤し 深呼吸
眼下に広がる街並みと里山の彩り
胸に広がる達成感と次への意欲
さて、次はどの山を歩こうか