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(2024年の新語・流行語大賞)日本の社会問題を深堀り:ハラスメントから政治の不正まで

本日

(今日は、日本の観光や社会問題について話してみましょう。最近、観光地でのマナーや行動に関する問題が増えていると言われています。例えば、富士山の近くのコンビニでの過度な観光や、政治資金の不正利用などがあります。)いくつかピックアプして紹介したいと思います。(日本語授業用・英会話授業用です)

・新語・流行語大賞について ノミネートが決まったよという話、いくつか紹介したいと思いますよ、という話

・裏金問題

・◯◯ハラスメント(カスハラなど)

・コンビニ富士山

"詳しく

・裏金問題→「自民党の各派閥が毎年政治資金パーティーを開催し、20万円を超える対価の支払いを受けたにもかかわらず、その収入明細を各政治資金収支報告書に記載していなかった。この政治資金規正法違反事件を『しんぶん赤旗日曜版』がスクープ報道。パーティー券の販売ノルマを課しノルマ超過分をキックバックしたり、派閥に納入しない中抜きを認めるなど、議員側も寄付金を自身の政治団体の収支報告書に記載せず裏金にするなど、規正法違反が横行し、しかもいまだに解明されていない。」(The Shimbun Aka Hata revealed that Liberal Democratic Party factions held fundraisers, receiving over 200,000 yen without detailing the income in reports, violating the Political Funds Control Law and misusing funds.)

コメント→ただでさえ日々の生活にいっぱいいっぱいなところもある中、政権を持つ自民党でこんなお金の問題があると、ますます政治に関心を持てないなと思ってしまいます。昔から権力者は腐敗する、と言いますが、今の時代も変わらないような気がします。(Besides being busy with daily life, the LDP’s ongoing money issues reinforce my disinterest in politics. Corruption among those in power feels unchanged, even in today’s era.)

・「カスハラ」→「カスタマー・ハラスメントの略。消費者・顧客による理不尽なクレームや悪質な嫌がらせ、暴言などのこと。また○○ハラの関連では、年長者からのLINEなどSNSの文章で、文末に「。」(句点)が付くと若者が感じるという「圧迫感」でそれをマルハラ(マルハラスメント)という。フキハラは、不機嫌ハラスメントのこと。」(Customer harassment includes unreasonable complaints or language. “Maru-harassment” describes elders' punctuation use that young people find oppressive, while “fukiharasu” refers to harassing people in bad moods.)

コメント→

もちろんカスハラは嫌です。なんでもかんでも要求してきたり、お金を払っているからといって偉そうな態度を取ったり、高圧的な態度や暴言を吐いたり。そういう人とは対応したくないと思います。

何でもかんでも「〜〜ハラスメント」という言葉をつけるのは、やりすぎだなと 感じることもあります。これは最近の「ポリコレ」(political correctness)の影響があると思います。普段から気軽なコミュニケーションが欠如しているから、ちょっとしたことですぐ不快に思ったり(思われたり)、喧嘩やトラブルになったりするんだろうなと思います。日本人はもともと、周りの人に話しかけない、世間話が下手、コミュニケーションが下手、など言われたりしますが、そうした傾向がコロナ渦をきっかけに強まったと感じます。スマホやSNSの発達も大きいと感じています。そういう自分も、自分の世界に閉じこもりがちですが、勉強する気持ちを忘れず、生徒さんやさまざまな本から、刺激を受け、学びを続けたいなと思っています。(The overuse of “harassment” terms may stem from political correctness. Reduced casual communication, COVID-19 impacts, and social media have heightened sensitivities, but I aim to keep learning and growing.)

こうした風潮は日本独自のものなのか?台湾や香港や中国でもみられるものでしょうか?🤔🤔🥶

・コンビニ富士山→「2024年の訪日観光客数は3月から5カ月連続で300万人を超えたが、オーバーツーリズム(観光公害)の問題も増えた。背景に富士山がそびえるコンビニの写真を撮れると人気の撮影スポットになっていたが、観光客によるマナー違反や危険行為が多発し、町が目隠し用の幕や柵を設置せざるを得なくなるなど、議論をよんだ。」

(Japan’s tourism boom in 2024 brought overtourism issues, with towns near Mt. Fuji forced to install barriers due to tourists’ unsafe behavior, prompting debates on managing visitor conduct.)

コメント

なんでもかんでも、日本の観光が利用され放題なのも考えものという感じがする。日本の文化は良くも悪くも間接的で、空気を重んじ、礼儀を重んじ、なんでもずかずかと踏み込んでいいというわけではない。日本人だったら、基本的には、それぞれの観光地で、求められるマナーや礼儀を分かった上で、観光するし、その土地を「歩く」ことができるが、そうした「マナーや礼儀」の部分の周知や共有が実際はなされていないのだろうと感じる。とはいっても日本人でも無礼な人間はいるし、「旅の恥はかき捨て」ということわざもある。結局外国人だろうと日本人だろうと失礼なやつは失礼だし、敬意を持てる人は敬意を持って適切に行動できる。全ての人に伝わるように、各観光地は「マナーや礼儀の大切さ」を十分周知する努力が必要だし、国内外に向けて「無秩序に踏み荒らしてはいけない・場合によっては罰金などの制裁措置もある」と、あらためて、「強めに」発信を続けなくてはいけないだろう。

実際 渋谷や原宿、栄の一部の地域など、夕方から夜にかけては、マナーが一部悪くなる雰囲気や実態がある、例えば、ゴミのポイ捨てなどはよく実際に目撃しました。全員がもちろん悪いわけではないが、一部のマナー違反者が全体の秩序を乱して、「割れ窓論」のように、違反の連鎖を招く問題がある。

(Japan’s tourism faces issues with respect for etiquette, especially at night in places like Shibuya. Tourist sites need stronger messaging on manners, as rule-breaking disrupts order, risking a “broken window” effect.)

ありがとうございました!!


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