2019年上半期「海汁ベスト3」
グルメメディアヒトサラの社員がリアルな食体験を綴るリアルめし。金曜の志津がまた懲りずに海汁を語るようです(誰得)。もう止まりません。
noteを始めて半年間、かれこれ10回食レポを投稿しました。その内4回が海汁についてでした。
海汁とは濃縮された魚介の旨味のこと。第1回目の投稿で私が作った造語です。
私という人間は魚介の旨味が好きなんです。しかも厄介なのはその話しを誰かに伝え続けてしまう悪癖。それはもう誰も、というか私ですら止めることができません。
そんな自分に終止符と言わないまでもカンマくらいの区切りを打ちたく、今回ベスト3を決定しました。直近半年間で食べた料理の中で、海汁の濃度が高いメニューのランキングを発表したいと思います。
「どーせタパタパだろうがァ」
と思うかもしれませんが、実はそれを超える海汁と出会っていたんですよ。
では、さっそく3位から。
第3位、
タパス&タパスの「タパス風スパゲティ」
おいゴルァアアアァアアアァアアアァ!!!!!!!!!!!!
わかります。
でも3位は3位なんですホントに。
テーマが「リアルめし」なので嘘つけないルールなんです。
その代わり2位と1位は鮮度の高い情報だと思います。
私もゆーてグルメメディアの社員ですから、色々お店を調べたり、紹介して頂いたりするんです。ただ、タパス風スパゲティが3位の海汁力を持っているには変わりません。それはそれで推します。
(これで2位以降もタパタパだったら我々はタパタパさんと何かありますw)
で3位のタパス風スパゲティについての詳細はこちらw
続きまして第2位、
ピザスタンドポコの「ガンベレッティ」
ピザ界からのランクイン。
荻窪駅環八沿いにある小さな小さなピザ屋です。テイクアウトがメインだと思われますが、可愛いイートインもちゃんと設けてあり、お酒も美味しいのありますよ。あ荻窪以外も出店してます。
この「ガンベレッティ」というピザ、具のラインナップがすげえの。
生クリーム、エビ、ポルチーニ茸、チーズの組み合わせ。
よく「ポルチーニのクリームパスタ」っちゅー最強のパスタあるやないすか。それにエビ味噌を絡ませた感じのイメージ。まーホンマに濃厚でうまいんです。とにかくねポルチーニ茸がゴロゴロ乗ってて、それがジューシーなんすね。プリプリのエビと食感が似てて、よく合うこと。
2位はポコ荻窪店のガンベレッティでした。
自分で言うのもアレですが、
海汁の濃度ランクちゃうんかーい。
生クリずるい。生クリ超ずるいやん。
はい、ということでね。
お待ちかねの1位なんですけども、こちらです。
2019年上半期海汁ランク第1位、
キャラバンサライ包の「海老炒麺」
お店のキャラバンサライ包はTVドラマ「孤独のグルメ」でも紹介されていたり、食べログさんの評価も3.6(今)越えてたりしてて、まーそもそも知る人ぞ知る名店なんです。ジャンルとしてはアフガニスタン料理と言われ、羊料理が評判の高い東中野駅のお店。かなりガチな1位です。
でも私が紹介したいメニューはこれ、「海老炒麺(エビチャオメン)」。
簡単に言うと海老焼きそばなんですが、海老の濃厚な旨味がヤバイ。中国とタイから取り寄せている2種の海老味噌をブレンドしているらしく、海汁も世界規模。
太平洋とインド洋をブレンドしたみたいなもんです(適当)
で麺も特注。讃岐うどんの粉が混入しているらしく、コシというか伸びがすごい。濃厚な海老味噌に絡ませて食べると、2つの大洋で荒れ狂う大海蛇のごとく、口内に海汁をブチまけてくる。
あわよくば吹き出してしまうくらいウマイ。でもそれが綺麗にまとまってくる。なぜなら最後には沢山のネギたちでスッキリ&サッパリ。穏やかな母なる海に鎮めてくれる。その時この大航海のクライマックスが訪れる。
「生物は海から始まり、海に終わる。」
謎の名言が口から漏れる。
この海老炒麺は神話を創り出すのです。
もはやエバ炒麺(何言ってんだこいつ)。
他のメニューも美味しいのでオススメですが、是非に海老炒麺も食べてみて下さい。
以上、上半期海汁ベスト3でした。
しづのぞみ