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わたしを北極に連れてって
おかしい。
もう7月も半ばだというのに、雨がシトシト・・・最高気温21℃・・・
ナトゥに生まれてナトゥを愛する私。
なのに、このジメジメ・・・うざまる水産よいちょまる・・・
ダメだ、辛い物たべたい。
行こう、あの場所へ。
そう、皆さんご存知、【蒙古タンメン中本】です。
まあ日本に15人くらいかと思いますが、中本を知らない人のために説明すると、味噌タンメンに辛い麻婆豆腐をのせた蒙古タンメンなるものを提供するラーメン店です。
全国のセブンイレブンでプロデュースカップラーメンがバカ売れするほどの人気店。
先代が細々とやっていた店を常連客であった白根誠氏が二代目となり全国展開した、という涙ちょちょ切れる感動話はググってください。
一応、中本的な自己紹介をいたしますと、池袋生まれ吉祥寺育ち。
中本入りしたのはおそらく13歳くらいとまあまあ小さな頃からお世話になっています。
池袋生まれ吉祥寺育ち・・・初入店が池袋店で、目覚めたのが吉祥寺店ということ。
ジメみがひどかったこの日も、ナツコを連れて中本へ。
(外観とっていたらポーズしてくれました)
まず断りを入れておくと、私は中本が好きですがグランドスラムをしているほどのマニアではなく、ましてや北極の注文もできないただのヘタレな一ファンです。
グランドスラム・・・一日で中本全店を回ること。やっている人結構いる。ちょっと頭おかしい。
ただ中本が好き。それはこのブログを読んでいる貴方と同じ気持ちです。(違う?)
さて入店。真っ赤な店内から食べ終わった人がぞろぞろ出てきます。
マラソン完走よろしくやり切った感を出している彼ら達に、
わたし「おつかれ・・・!」
完走者「あと頼んだぞ・・・!」
と挨拶を交わします。(心の中で)
この日は14時前と遅い入店だったので、運良く席も空いていました。
カウンターに並ぶファン達。
ファン「よォ・・・来たな!」
わたし「うす・・・!よろしくお願いしますっ・・・!」
と、ここでも挨拶を。(心の中で)
さて中本を知らない15人のために、注文~実食を中継します。
まず券売機の前で今日は何にしよう・・・なんて言いません。
当然メニューは心の中で決めています。(実際少し悩んだ)
券売機の前で「わ~辛そう~!どれにしよ~!キャピ!」なんて言語道断。
中本はもっと殺伐としてなきゃいけないんだから。
漢なら、コインを投入して、黙って押す。
気になる限定メニューがあっても、即ボタンを押せないなら次に回せ!
※実際、【蒙古タンメン中本】は漢に限らず、老若男女ウェルカムの優しいお店です。
まあこれだけメニューが多いと悩む気持ちもわかる。
迷っているならとりあえず蒙古タンメンを押せばいい。
辛いのが苦手な人は味噌タンメンを押せばいい。
でも何しに来たの?大丈夫?
私は大好きなゴモメを。
あっすみません、五目蒙古タンメンです。
五目蒙古タンメン(辛6) ¥880
公式LINEに登録しておくとクーポンがもらえるので、入店前にやっておきましょ。
この日はサーウーと迷ったけどスラ玉にしました。つまり追い玉になった。
サーウー・・・クーポンで付けられるサービスウーロン茶のこと。
スラ玉・・・スライスカットのゆで玉子。中本のゆで玉子は原則的にスラ玉。
追い玉・・・だから玉子が増えたことだってば。
ナツコは冷やしゴモミを。
もう言わなくてもわかるね。そう、冷やし五目味噌タンメンです。
冷やし五目味噌タンメン(辛7) ¥860
はあ・・・美味し・・・♡
しかし毎度のチキり具合に悩むわたし。
冒頭で書かせていただいたように、わたし、蒙古タンメン中本で食べるべき、北極ラーメンに挑戦できていないのです。
たまに連れが食べているのを一口もらうことはあるものの、まだオーダーしたことは一度も無く・・・。
北極ラーメン:中本が誇る至極の一品。その辛さは衝撃的と言われているが、慣れて臨界を超えるとやがて甘みに変わり、それを味わったものはハマって抜け出せないという。
やっぱ北極頼めば良かったかな・・・と、ふと横で北極を食べているであろうOLさんを見ると彼女の顔面は汗だくで、かろうじて口呼吸しており、若干瞳孔が開いている。
ハァ・・・ハァ・・・と麵を持ち上げては止まっている。
良かったー頼まなくて。
いつもこのスパイラルで(横で誰かが苦しんでいる)注文できない、北極ラーメン。
でもいつかは挑戦したい。
誰か、わたしを北極に連れて行ってくれませんか。
お誘い、お待ちしております。
文:きとう ひろか(今も蒙古タンメンが食べたい)
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