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ととのった!サウナ⇄グルメの交互飯 in 京都
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グルメメディアヒトサラのデザイナー志津です。
ちょっと暑過ぎますが旅行シーズンですね。ヒトサラnote部も旅グルメ記事を配信しています。中でも、メンバーのチャンクロは京都に旅行した記事を上げてくれました!
この記事でチャンクロが名湯「白山湯」へ訪れたことを書いていますが、なんと奇しくも、私も同じく京都へ行き、同じサウナに訪れるシンクロが生まれたのでした!
チャンクロとシンクロ
京都へ行った理由:鏡広告のクリエイティブチェック
今年、サウナーの友人に頼まれて、銭湯の鏡に掲示されるポスター広告をデザインしました。鏡広告は私にとって初めてのフォーマットだったので、ターゲットへどのような予期的UXを提供できるのか確認したいと思っていました。
入浴中でも広告が目に留まるものなのか
広告が濡れても視認性に問題がないか
など、初仕事としては気になることばかり。
広告が掲示された報告を受け、クライアントと京都へかっ飛びました。
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交互浴ならぬ交互飯。
ここから、訪れたサウナとレストランを交互に紹介します。それを3セットお楽しみいただいた後、画面を閉じて余韻に浸ってくださいませ。
それではどうぞ。
【1セット目】サウナ:ルーマプラザ
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ルーフトップ外気浴が天国。
京都に降りて秒で向かったのは祇園のサウナ&ホテル「ルーマプラザ」。もうすでに天国天国言われ過ぎてると思いますが、ここは本当に天国としか言い表せません。
なのでまず「天国」の定義から認識合わさせてください。
天国のイメージ
・天空に近い
・快適である
・縛るものがない
どうでしょう、少なくともこちらに齟齬はありませんよね?
この特徴を全て実現しているのが、このルーマプラザ京都なのです。
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屋上と屋内の2フロアにサウナ施設があります。どちらも利用できますし、どちらのフロアでも交互浴を完結できます。特に屋上が最高すぎました。
天空に近い
祇園市街を見下ろせる7階ビルの屋上サウナ。外気浴場を覆い尽くす青空。開放感抜群。
快適である
サウナ⇄水風呂⇄外気浴場を巡りやすい導線。日光が差し込む明るいサウナ。インフィニティチェア完備。
縛るものがない
スマホ持ち込みOK。自販機あり。喫煙所あり。ルールではなくマナーで秩序が保たれている雰囲気。
これが「天国」以外に何と表すことができるでしょう。。
一発目からハンパない体験をしました。
【1セット目】グルメ:すがり
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オシャレな店内ですするオシャレつけ麺。
疲れた体をサウナで癒すと自動で湧き出る食欲。1セット目のグルメはこちらのお店。とりあえず写真を見てください。
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つけ麺屋に見えない佇まい。
というか飲食店にすら見えない外観(初見殺し)。中は一方通行で効率化された導線と、イノベーティブ・フレンチレストランのような洗練された空間。麺をすする音だけが美しく漂う、侘び寂びの効いた隠れ家設計。
蕎麦のような細麺と、燻製された鶏の旨味と香りが特徴的な繊細スープ。かと言って、しっかりとダシが効いてるから食べ応えもある。内装が小洒落ていても、料理に手を抜いてはいない、めっちゃ美味しいつけ麺でした。
【2セット目】サウナ:白山湯 六条店
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脳天直撃天然地下水ガンギマリ不可避450円。
記事の冒頭でダジャレをかますために一度登場した白山湯。チャンクロの言う通り、このサウナが本当にヤバかった。。この銭湯で私はサウナ人生初、3セット目で最も深くととのうことができました。
私はいつも1セット目がピークなんです。2・3セット目になると気持ちよさに慣れてきてしまう。しかし白山湯は3セット目にしてバッチバチにキマりました。
それには3つのポイントが起因していたと振り返っています。
❶水風呂とサウナの温度差がすごい。
100度くらい差があるんじゃないですかね。
❷水風呂のかけ流しの勢いが滝。
もはやアイスバケツチャレンジ。水が大量過ぎて溺れかける感覚になる。
❸地下水から汲み上げる天然水の水風呂。
「しきじ」が有名であるように、やっぱり水質の良さは気持ち良さに比例するみたいです。
この快楽を大人450円で体験できるのは安さ破壊的。
しかも白山湯は高辻に別店があって、そこは屋外で外気浴ができるようです。そしたらオレ、もう、どうなっちゃうんだろ。。
・・・
移動中のチャリで再度ガンギマリ。
コンパクトな京都市内はチャリ移動がコスパ良かったです。しかも、走行中の風がこれまた超気持ちよくて、、、白山湯の直後だから完全に外気浴状態でした。
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これぞ、顔ギマリ。
・・・
【2セット目】グルメ:つぐ
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クライアント大絶賛の居酒屋!
京都初日の夜は「つぐ」で食事。京都居住経験もあるクライアントが力強くオススメしてくれたお店です。彼らも実際に取引先との食事でよく使うらしく、訪れる人皆大絶賛してくれるらしいです。やっぱ地元の人が推すというのは価値を感じますよね!
何を食べても美味しい系なので、私が食べた&写真が残ってるメニューご紹介します。
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店内も座敷や個室が豊富にあって使い勝手が良さそうですが、多分カウンターが一番いい席かもと思いました。なぜなら、店員さんが皆んな気さくで、お酒のオススメやメニューの提案などもしてくれたり、接客にホスピタリティが溢れているからです。カウンターの方が距離が縮まるので、楽しく過ごせそうかなと妄想。その夜は満席でしたが、終始、居心地の良さが保たれていました。
仮にサウナ後でなくても、最高と言える食事でした。
ヒトサラなら詳しいメニューや料理人も紹介されていて、予約もオンラインでできちゃいますよ!
【3セット目】サウナ:梅湯
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目的を忘れるな!ようやく鏡広告が掲載されている名銭湯へ。
二日目の朝。前夜の飲み過ぎで、思わず東京へ帰るとこだった我々を正気に戻すために朝一でサウナへ。クライアントとフラフラになりながらチャリを走らせました。
梅湯にはサウナを楽しむカルチャーがあります。
完全な感想ですが、こちらの梅湯はどちらかと言うと「うわああ、ととのったあああ!」といった体験的な楽しみ方ではなく、文化的な楽しみ方がある印象を持ちました。とはいえサウナはいい香りがするし、水風呂にかけ流し機能があるし、薬湯もあるし、体験的な価値としてもいい銭湯なのですが、銭湯の壁面にサウナと風呂に関連する新聞や記事が張り巡らされ、湯に浸かりながら知的に楽しめるようになっていました。
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過去に別の銭湯で。学生さんでしょうか「やっべー!超ととのったwww」って叫んでた若い集団と遭遇したことがありました。彼らの行動に私は違和感を持ちました。本当にととのった時って言葉にできない、というか、言葉にすると勿体無い気持ちに私はなります。もちろん今は黙浴が推奨されているから叫ぶこと自体に違和感があったかもですが、なんか「サウナってそういうものだっけ」と考えたことがありました。
こういうサウナトランスを求めて、サウナと水風呂の温度差をアトラクション的に楽しむのは日本だけって聞いたことがあります。楽しみ方は人それぞれなので、なんとも言えませんが。
話を戻すと、この梅湯は「新しいサウナの楽しみ方」を提供していると感じました。一つのカルチャーとしてサウナを楽しむ、そんな場所なのかなと。
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少し鏡広告の話をします(旅の目的)。
ちゃんとクリエイティブチェックしてきましたよ!(汗)
広告は立派に掲載されてありました。クライアントと建設的に打ち合わせして決めたデザインが、こんな素敵な銭湯で掲示されていること自体、とても誇らしく感じました。クライアントも「いい感じですね」と言ってくれたので嬉しかったです。
ただ、広告を目にしたお客さんは心身ともにリフレッシュされてるから、果たして湯上がり後も記憶に残っているのだろうかw
【3セット目】グルメ:Walden Woods Kyoto
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突如現れた「精神と時の部屋」。
最後に紹介するグルメは、チャリ移動をしている時に気になった謎の建物。どうもカフェらしいので、湯上がり後に立ち寄りました。丁寧に煎れてくれたアイスコーヒーを持って2階席へ上がったら、目の前に現れたのは真っ白な一部屋。
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こんなカフェ、今まで存在したことがあるのでしょうか。というか、存在していいのでしょうか?構造的に。
飲食店に入っていつも悩む「どこ座る」問題とは違う次元の「どこ座る」問題が発生しましたが、いったん席に着くとすぐにディープリラックスが訪れて、戸惑っていた我々は落ち着くことができました。
逆に「カフェの席って、これでいいんだ」っていう発見さえありました。
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お分かりいただけたでしょうか、、、?
リラックスできた本当の理由を、、
私はこのカフェの写真を見返した時「なぜこんな席で落ち着くことができたのか」の回答を見つけてしまいました。
それは、
席の構造がサウナとそっくりだからです。
思い出してください。サウナルームも腰をかける段差があるだけの一部屋。段差以外に何もないシンプルな空間です。2日間で3つものサウナに入り続けた我々にとっては、もはやこういう席の方が落ち着く身体になってしまっていたのです。
ついに、カフェでととのってしまいました。
女子が集う映えスポットと、メタボオジサンの巣窟が、こんな形でリンクするなんて、、
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3セット終了、いかがでしたか?
クライアント2人と私による、男3人京都旅。おいしいグルメと気持ちいいサウナを交互に体験し、お寺巡りしかして来なかった私としては京都の見方がガラッと変わりました。
おいしくととのうなら京都へGO!
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