続・食材について考えて食べてみる|ヒトサラ社員のリアルめし
こんばんは~!月曜担当の江田です。
またまた、ちょっと間を空けてしまいました。
またまた言い訳をしようかと思いましたが、そそくさ書き始めちゃおうと思います!
またまた突然ですが、皆さんも「〇〇フェア開催中!」と告知されている飲食店イベントはご存知かと思います。最近だとイチゴフェアなんかは、商業施設のレストランフロアなどで目にした方も多いのではないでしょうか?
一般的に多いのは「食材」や「地名」を冠したフェアなのですが、ちょっと珍しい「生産者(漁師)」を中心に企画されたフェアに関わる機会があり、今回はそのフェアに参加されたお店をご紹介したいと思います。
早速ですがフェアの告知ポスターから。
九石大敷組合さんが企画の中心である生産者(漁師)さんです。
簡単にご紹介すると、「神経〆」や「血抜き」「温度管理」といった、
ひと手間かけて鮮度を長く保つ技術をウリにしている若い漁師団です。
話がちょっと横道に逸れますが、年々漁獲量が減っていて絶滅危惧種に指定されている魚が増えて来ているのをご存知でしょうか?
馴染みのある所で言うと、全体の80%も日本で消費されている「クロマグロ(本マグロ)」をはじめとしたマグロは、4種も指定されてます。
そんな状況があると聞いても、価格が高騰しているという話題よりも、驚き価格で提供!といった安値押しの話題の方が多いイメージかなと思います。
それは「目の前にあるだけ獲ってあるだけ売り抜ける」スタンスの漁師さんも中にはいて、結果、質より量で流通されてしまう理由もあったりします。
そんな中、漁師の将来を考えて「乱獲」を避け、付加価値を付けて適正価格で売れるようにしたいと頑張っている漁師さんもいらっしゃいます。
そうです。九石大敷組合さんがそうなんですね!こう聞くとより応援したくなりますよね。それで実現したフェアが今回の「九石の本気」です。
前置きが長くなりましたが、参加店さんとメニューを紹介していきます。
ルースターさん(東京都世田谷区三軒茶屋2-15-14 ABCビル B1F)
アジとサワラのお造り
サワラ(サゴシ)のポワレ フレッシュトマトとバルサミコのソース
ホウボウのムニエル ブールブランソース
よさこいさん(東京都墨田区東向島5丁目15−13)
鮮魚5種の刺し盛り(カマス、サゴシ、石鯛、マアジ、カイワリ)
魚我志むさしさん(東京都文京区千駄木4丁目7−15)
刺身盛り合わせ(タチウオ、ホウボウ、石鯛、クロマグロ、ブリ)
普段はあまり耳にしない魚もあり、どれも新鮮さを武器に刺身で提供できるのはもちろん、鮮度が長持ちするとの評価をされていました。
珍しい魚や品質で差別化された食材は、その良さを消費者に正しく理解して貰えないと飲食店側も提供するのが難しくなり、価値を正しく反映した価格での流通が実現できない側面があります。そこでお役に立てるのは、やっぱりメディアだという思いでご協力させていただきました。
もし頑張っている生産者さんの食材に触れる機会があったら、
その食材に注がれた技術やストーリーにも目を向けて楽しみながら食べてみてください。もしそれがヒトサラでお手伝いさせていただいてる食材だったらいいなぁと思いながら書かせていただきました。
今回のフェアに直接関係していませんが、ヒトサラでは食材や生産者にスポットをあてストーリーを紡いで伝えるコンテンツも展開しています。ご興味ある方はぜひ読んでみてください!
おいしいニッポン物語
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