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「やりたいことを仕事に出来ている人生=イキイキと生きる」の呪い

仕事ってつまらない、なんならシンドイ。
だから好きな事•やりたい事だったら努力出来るはず。
夢中になってたら努力だと思わず、どんどんスキルが身に付いて評価される。
稼げる上に好きな事が仕事だったら毎日楽しいはず。

そんな上昇スパイラルを夢見て、好きな事•やりたい事って何だろうと熟考します。
まだ覚醒してない自分の武器があるはずだって。
ところが適職診断したり、自己分析したり、占ったりして自分を深ぼっても見つかりません。
いつまで経ってもイキイキ生きれていない自分に、社会的にも自分自身にも価値が無いと思い始めてました。しかも無意識に。
働いていない時間も悶々と不毛な深掘りを続けているから疲れちゃって。ずーっと浪人生みたいな気分で。

この残念な現状。
どうも考え方が一辺倒だった。
衝撃の4つの“勘違い”。

<以下、YouTube動画内の言葉を抜粋>

1. 能力が個人に確固たるモノとして宿っているという勘違い

例えば、トーク力のある芸人がいきなり社会学学会の登壇者として行ったら何一つ語れない様に、個人が所有していると思われている能力は人との関係や状況によって生まれるもの。

内的リソースと外的リソースが融合して現象として何かが生まれたように見えて、それが後から見ると能力に見えるだけ。
内的リソースと外的リソースとが両方セットだから個人の中には無い。

 内的リソース=個人の経験値や記憶
 外的リソース=環境

新R25チャンネル「デキる人=能力がある」という勘違いについて井上慎平×若新雄純が徹底議論

僕らは個人に絶対的な価値があると思い過ぎている。
パーソン(個人)としての価値から一回抜け出して、
ヒューマン(関係)の中の自分を捉える力も大事。
人生はあなたが参加している物語なので、想定外や偶然•偶発の連続であり運なんだけど、そこにあなたがどう影響していくかで変わっていきもする。
偶然の物語に飛び込んで遊ぶしかない。
そう思うと生きやすいし希望も生まれる。

物語を捉える力は日記をつけて育もう。
日々の生活、起きた出来事に対する捉え方の癖、「あ、オレ毎回ここ大事にするんだ」「こういう時に自分は悲しいんだ、嬉しいんだ」と長い時間をかけて出くわした出来事や物語と向き合う事が大事
日々起きたストーリーを記していくと普遍の能力は無かったとしても、自分固有の気持ちとか出来事とか関係みたいな筋や流れが見えてくる。

2. 好きな事に特化して専門性を高めようとする勘違い

なりたい状態、あるいはなりなくない状態から逆算して今の行動を決めればいいのに、過去の経験に縛られているせいで動けなくなっている。
変に固執するより、行き当たりばったりで動いた方が想像もつかない仕事にありつけたりする。
それなのに、せっかくストライクゾーンに飛んできた球を自分が振れば当たるのに、「これは俺の打つ球じゃないから」で見逃してる可能性がある。

大事なのは自分を漫画の主人公の様に客観視しながら自分の人生の物語を嗜む事。
自分が大事すぎて自分を駒の様に動かせなくなる事が人生詰む原因だと。
つまり、どの分野に自分を特化すべきかより、自分の認知の幅を広げる•自分を客観視する方が正しい行動を判断できる。
思い込みを減らしつつ可能性を広げながら想定外の打席も立って打つ。

新R25チャンネル「この国は『やりたいことを仕事にしよう』が普及しすぎた」
けんすうの“デキる大人像へのカウンターパンチ”に若新雄純が覚醒

一生食べていけるスキルを身につけようとするのではなく、自分をいかに客観視出来て広い視野を持てるか。

3. 仕事における体験までも楽しもうとしている勘違い

仕事での行為、例えば勤務時間が長いとか色んな事を言わるとか自分が主体として行動する日々の仕事の体験すらも楽しくしようとしている。

体験がどんなに思い通りになってなかったり、こんなはずじゃなかったり、したい仕事じゃなかったってなったとしてもそれを面白く観察できると思う。
そこで何が起きたか、自分はどんな気持ちの変化があったか、何を好きになったか。
体験が心地良くても意味がない。
体験は苦しいけど、起きている物語を他者目線で観察しながら面白がれるか。

新R25チャンネル「この国は『やりたいことを仕事にしよう』が普及しすぎた」
けんすうの“デキる大人像へのカウンターパンチ”に若新雄純が覚醒

体験•体感が毎日したくて楽しい仕事なんてあり得ない。
人生の選択に迷ったら、体験としてではなく人に語った時に面白い方を選んだ方が僕らに色んな機会を与えられるし得られるものも多い。

4. 金を稼ぐ事で自己成長も幸福も得られるという勘違い

私がよく陥りがちな勘違いなんですが、何となく“幸せと自信と仕事”がごっちゃになります。
幸せになる事、自己成長する事、お金を稼ぐ事、は地続きではない。
それぞれ叶えられる時に叶えてあげればいい。
やりがいある仕事じゃないと幸せになれないし自信も身に付かないと自分で無意識に制限かけちゃって。

1人でいる時に幸せ〜と思える事、他者がいて幸せ〜と思える事をどんどん叶えてあげればいい。
そのために金が足りなかったら副業して稼ぐくらいのスタンスで。
今では稼ぐ手段は何でもいいと思っています。
あまりにも“仕事”というものを大袈裟に、人生の要として捉え過ぎていた。
幸せな時間を過ごす為のお金(仕事)だのに。
垂れ下がったケツが嫌だったら少しづつ筋トレすればいい。
変化したいなら今までと同じ時間の過ごし方では駄目。
何か今までと違う時間を追加or変更していかないと何も変わらない。
よっしゃー私いい感じに変化してるって少しでも実感できれば自信はつく。

体験から経験に変える

体験:自分主点のもので人を介してないもの
経験:人にぶつけて跳ね返ってきたものを受ける事、1人だけでは完結出来ない事

自分の人生を人にぶつけて跳ね返ってきたものを受ける練習をして経験値を積み上げると、自分の行動から自責思考で自己肯定感が上げられる様になってくる。自分の行動から積み上げていくと自信に変わる。

北原孝彦チャンネル
【天敵到来】事業相談に心の問題しか持ち込まない占い師に開始1分で嫌気が差す

知っただけだと知識が増えただけの体験で終わってしまうので、自分なりに出来る範囲で行動するじょー!

勘違い改め

とにかく俯瞰して自分を客観視してってYouTubeの皆さん言ってましたね。
あまりにも主観で物事を考え過ぎてた。

稼ぎ方は何でもいいと言ったけど、単発以外の仕事はただ消耗する作業じゃ続かない。
まずは、なりたい状態から逆算して今の行動を決める。
過去の経験に囚われて行動範囲を自分で狭めない。
必要とされて面白そうだったら何だっていい。
選択に迷ったら人に語れる自分固有のネタが出来そうな方を選ぶ。
その先に人からの誘いや勧められた事があればやってみる。自分でも意外な潜在的能力が発揮出来る環境があるかもしれない。

それ以外に私の外せないポイントは
 ⚫︎おしゃべり出来る仕事仲間がいる
  →リモートワークは向いてない
 ⚫︎仕事仲間が元気で健全な人が多い
  →昼職でおばさんが多い所
   (元気なおばさんが好き)
 ⚫︎自分のペースで作業出来る
  →手先の器用さやセンスを要する内容か
   自分の特性に合った分業制
   (任せてもらいやすい)
 ⚫︎自由に休める
  →チームじゃなく1人で完結するポジション

通勤時間が長くなったり、シンドイ作業があっても、その仕事をする本質を見失わない事。
自分の事を新しく知る事があったらめっけもの。
これで週2でバイトが増やせれば生活が少し潤って嬉しいな〜
そもそも仕事はほどほどに昔の香港人の様に大らかに暮らしたいな〜
朝は地元の公園で太極拳、朝ごはんは飲茶、その後麻雀、ちょこっと仕事、夜は近所で飲み友と合流みたいな、ほとんど遊んでない?っていう生き方。
用途に合わせてコミュニティーを渡り歩きながら小銭を稼ぎつつ、面白い出来事に遭遇しながら生きていきたい。

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