一匹狼でも安心して寝れる時代になった
今日は朝から頭が回る。
こんな時は逆に落ち着いた音楽でも聴きながら作業する方が良い。
「頭が冴える」なんてものは自分でコントロールできたら最高だ。
肝心なときに限って、頭が冴えないときのモヤモヤ感はすごい。
僕は音楽と一緒に、同じ曲を聞いた時期の思い出が頭に蘇ったりする。
今思い出しているのは、半年くらい前にマンスリーホテルにいた時のものだ。
諸事情で大阪にあるマンスリーホテルに1カ月くらい滞在したことがある。
具体名は控えるが、ノマドなフリーランスや、物件を借りれない外国人労働者がこぞって泊まるホテルだ。
シェアハウスの上位互換のような感じ。
会議室、共同キッチン、夜限定のバーなど、「これなら一生いても悪くない」と思えるホテルだった。
僕は期間が短かったけど、1年とかいたら誰かと仲良くなることもできるだろう。
この手の住まいは好き嫌いは置いとくとして、今後も広がっていくと思う。
今の時代は特別な理由でもない限りマイホームなんて怖くて手を出せない。
かといって賃貸も引っ越しが面倒だ。
僕も5回くらい引っ越した経験があるけど、何回やっても慣れない。
また一軒家と違ってスペースが限られるため、新しくモノを買いづらい。
何かを買ったら自動的に何かを捨てることになる。
家具、家電の改廃を一人でやるのは男の僕でも骨が折れる。
ホテルやシェアハウスの場合、家具、家電が備え付けてあるのがうれしい。
引っ越しの時は身軽だし、何より自分でお店に行って買わなくて良いのが大きい。
潔癖症でなければ、家具、家電はシェアで全然生きていける。
ちなみにホテルとシェアハウスだと、僕はホテルを選ぶ。
ホテルとシェアハウスの大きな違いは「家事」である。
まず掃除を自分でするか、誰かに任せられるかで時間の使い方が大きく変わる。
またホテルの方が防犯面も安心できる。
とはいえお金の問題もあるので全員ができるわけでは無いが、ホテル暮らしは非常に快適だ。
ちなみに僕が使ったマンスリーホテルは7万/月だった。
ネット代、光熱費、ハウスクリーニングも含まれているので、大阪での暮らしとしては安いコストだと思う。
あと忘れていたが「個室」の有無でも変わる。
ホテル、シェアハウスともに激安のところに行くと、同性同士で相部屋になっていることが多い。
僕は寝る時くらい一人になりたいので向かない。
その辺が気にならない人であれば都心でも5万/月くらいで探せると思う。
こんな感じで住まいの形は少しずつ変化していることを知っているだけでも心は軽くなると思う。
「マイホーム=幸せ」と思っている人は未だに多い。
やりたい人は好きにしてもらえば良いが、「お金がキツイ」「大きい部屋が苦手」と思っている人は無理にマイホームを買わなくても良い。
マイホームじゃなくても幸せに生きることはできる。
実際のところ本当にシェアハウス的なものを選ぶかは置いとくとして、頭の中で選択肢が多い方が良いのだ。
ちなみにフリーランスみたいな生き方を真剣に考えているのであれば、
「独身」「一人暮らし」は必須であると思っている。
家族の存在が邪魔になるからだ。
僕の実体験でもあり周りにいる人の話を含めての考えだ。
「結婚」「独身だけど一人暮らし」で脱サラできた人は本当に少ない。
またフリーランスになる気満々だったのに、「やっぱり今の仕事を続けていく」と決断した人の9割が、「結婚」「独身だけど実家暮らし」だ。
今言っているのは「脱サラ」という非常に狭い視野の話なので、
結婚や家族の存在を否定しているわけではない。
また当然の結果だし、逆の立場だったら同情できる。
「自分のパートナー」「自分の子供」がリスクのある生き方を選ぼうとしたら止めるに決まっている。
ちなみにサラリーマンとフリーランスのどちらが良いかについては僕も分からない。
やってみないと分からない。
あと脱サラするときの相談する相手は選んだ方が良い。
家族、友人、会社の人など、基本的に「脱サラ経験ない人」の言う意見には信ぴょう性が無いと思った方が良い。
やったことが無い人の言葉に説得力がないからだ。
すでにフリーランス、会社経営している人に聞くのが良い。
「良かったこと」「悪かったこと」について血肉の通った話を聞けるからだ。
ただ注意したいのが、フリーランス、会社経営している人の中には、
マルチ商法に勧誘してくる人が混じっていることだ。
昔で言うねずみ講のようなシステムは時代とともに、姿を変え、名前を変え、ジャンルを変えている。
正直パッと見た感じで目の前の人がマルチの人か見分けるのは不可能に近い。
あとマルチをしている人でさえ「マルチをしている」ことを自覚していないケースもある。
長年連れ添った友達が実はマルチの会員だったなんて話は、よくあるケースだ。
隠しているパターンと、自覚してないがゆえに公表してないパターンの両方があるからだ。
「じゃあ誰に相談すれば良いんだ」となるかもしれないが、まさにその通りである。
相談する相手は選んだ方が良いけど、ちゃんと相談できる人は自分の周りにはいなかったりする。
だから家族など生活、お金を共同している人に相談して反対されるケースが多くなってしまうのだ。
「結婚」「独身だけど実家暮らし」で脱サラするのが如何に難しいかという背景だ。
さらに僕の個人的な感想を言うと「脱サラするのに相談するな」だ。
何か迷っていたりモヤモヤして踏み出せないうちは今の仕事を続けた方が良いパターンが多いからだ。
本当に心が決まっている人は、将来の不安や周りの意見を無視して実行している人が多い。
それに相談しても反対されることが多いのに、わざわざ自分のテンションを下げる行為を進んでやる必要はない。
雑音は少ない方が良い。
今やるべきことに集中する、それだけだ。
なんか今日はキツいことばっかり言ってるなぁ。