高原の夏
短いお盆休みに家族で日帰り旅行をした。場所は新潟県の湯沢高原。
考えてみたら、高原に行くのは久しぶりだった。
ロープウェイに乗って高低差500mを一気に楽々と移動できるのはありがたい。そこからさらにリフト乗り場まで無料バスで移動し、約1000m位の山頂までなんの苦労もなくいけるなんですごいなと思った。
娘が生まれるまでは、夫と二人でたまに高山に登っていた。
奄美大島生まれの私は、ハブがいるので山登りの経験はほとんどなく、山を登ったところに高原があり美しいお花畑がある景色が不思議でならなかったのを思い出す。
台風の心配があったが、ちょうど過ぎ去った後で、天気が回復してくれた。暑い平地と違って、高原の風はさわやかでみんなで気持ちよく過ごすことができた。
湯沢の町を一回りして、切り絵作家の関口コオさんのミュージアムを見る予定だったが、ミュージアムがあるホテルが閉館になっていた。
コロナの影響で、閉鎖に追い込まれたんだろうか。
駅ビルにたくさんのお土産屋があり、笹団子などを買った。500円で新潟のお酒を飲み比べられるショップがあり、美味しそうなお酒が魅力的だった。車移動で、夫と運転をかわる可能性もあったので飲み比べはできなかったけれど、どんな風に味が違うんだろうと後ろ髪を引かれた。
次回のキャンプ用に越後ワインを買った。
次の日に予定があったので、スーパーで新潟のお弁当を買って帰った。
お米が美味しそうだったので、「塩おにぎり」数個も買って帰った。
何も具が入っていない「塩おにぎり」がある辺りが、さすが美味しいお米の産地だけあるなぁ。実際、甘くて美味しい白米だった。
帰り道、キャンプ場をいくつか見つけたので、次回は日帰りでなくキャンプ場に泊まりたいと夫に希望してみたが、いつものごとく「それなら谷川岳に登って上で泊まりたい」と却下されてしまった。残念。
また、ソロキャンプを楽しむことにしよう。