「相談するってハードルが高い?」
ゆうちょ財団の事業で、ひとり親の相談会が数年前から開催されています。コロナ前は東京、神奈川の会場で、セミナーや相談会を対面で開催していました。
それが突然のコロナ。早い段階で相談会がZOOMに切り替わりました。今までは子どもの預け先を確保し、交通費も負担しての相談でしたが、オンラインにより、相談者は全国に広がりました。
スマホがあれば、どこでも相談ができるようになり、
忙しく、相談の時間が取れない人のために、お昼休みも使っていただけるように、12時からの相談も開始しました。
今まで家から出ることが難しく、相談ができなかった人にもサービスが届けられるようになり、私たち相談員もとてもやりがいを感じています。
でも、相談するって難しいですよね。私自身もシングルマザーでしたので、困りごとはたくさんありました。
でも仕事と子育てで、毎日目が回るように忙しく、相談する気持ちの余裕もなくなにより、何を相談してよいのかわからない。
ネットで調べようとすると、とてつもない数の情報が出てきて、それぞれに賛成意見の人、反対意見の人いて、もうそれを見ているだけで判断ができなくなります。
そして結局あきらめる。
相談をしても「どうせ解決しない」と思いながら、日々をなんとか過ごしている。そんな状況のひとり親の方は多いのではないでしょうか。
でも、知らなかった情報の中に、自分の未来を大きく変えることもあります。
私は先輩のFPであり、シングルマザーである人に相談をしていましたが、離婚で悩んでいるときに「婚姻費用分担金」というものを教えてもらいました。
そんな制度があることを知らなかったので、この制度に助けられたひとりです。
何を相談してよいのかわからない人も、話をしているうちに、自分が困っていることがわかってくることもあります。
そして、自分が知らなかった情報を知ることもあります。
もしなにか一つでも気になっていることや、自分の判断が正しいのか、客観的に聞いてほしいということで活用してもらうことも問題ありません。
相談日は月に3~4回ありますので、「相談をする」というより、「ちょっと聞いてもらいたいことがある」で大丈夫です。せっかく全国どこからでも、自宅からでも、職場からでも利用できますので、ぜひ活用してください。(なかじまともみ)
https://soudan-yucho-f.rsvsys.jp/
<1人40分、無料・原則1回>
※状況や環境が変化した方、1年経過した方の再相談を受付しております。
なかなかできないお金や法律の相談をお気軽にどうぞ。
お子さんからの相談も可能です。
10月の相談日
・10月15日(土)
相談員:(FP)中森順子 (家計管理、公的支援、介護、不登校等)
・10月25日(火)
相談員:(FP)なかじまともみ(教育費、ライフプラン、離婚前相談、開業支援等)
・10月26日(水)
相談員:(弁護士)奥田 真帆(債務(借金)、離婚前後の生活費、生活保護、労働等)
・10月30日(日)
相談員:(FP.社労士)久保田あきみ(障がい、老後資金、親なきあと等)
11月の相談は、9月30日のより申込を開始します。日程は下記の通りです。11月13日(日)
11月16日(水)
11月19日(土)
11月27日(日)