教育費を投資で貯めるのはあり?なし?
男女共同参画センターや公共機関でマネー講座をしていると、iDeCoや新しいNISA制度について聞きたいとリクエストをされることが増えました。
先日はそういった講座の中で「教育費を投資で貯めるのはありですか?なしですか?」とご質問があったのですが。。。
結論から言うと、
教育費を投資で貯めるのはありと言えばあり、でも、注意点があります。
その注意点とは、
投資を使うのは教育費の半分くらいまでにすること、です。
教育費って使う時期が決まってるお金じゃないですか?
一般的には大学の学費用のお金を教育費として貯めますが、子どもが大学入学の年にリーマンショックやコロナのような不況が来たからといって「今売ったら大損だからちょっと浪人してくれない?」っていう訳にはいきませんよね。
なので、必要額全部を運用で準備するのではなく、半分くらいにとどめておくこと。もし、入り用になった時にマイナスになっていて、売却したくないなぁという場合は、他の預金を先に使えるから大丈夫、と言えるような余裕の中での運用をおススメします。
「じゃあ残りはどうするんですか?学資保険?」
という質問もいただきますが学資保険も悪くはありません。
でも、「増やす」ために学資保険に入るとぜーんぜん増えないのでがっかりします。低金利時代なので、それは仕方ないですね。
学資保険のメリットは
・知らず知らずのうちに貯まる
・定期預金みたいに別の事に使ってしまう心配がない
・契約者が死んだときの保険、です。
そういう点では入る意味はあります。それ以上でもそれ以下でもなし。
じゃあ、他の方法としては!?
・・・
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もうぶっちゃけ、銀行の預金で良いのです。使ってしまわないように気をつけてめったに目にしない口座に貯めていきましょう。
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