離婚に向けて 相談した人たち
ある年の1月、遅ればせながら家族3人で初詣にもいき、新年を迎えた矢先、元旦那から離婚の意思を告げられました。
くそ弁護士(言葉悪くてごめんなさい。。)
突然の出来事と初めての離婚対応に動揺するわたし。そんなわたしに見かねた父が、勝手に弁護士をみつけ「いついつに予約入れてきたから、相談にいきなさい」と言ってきた。おそらく、無料の初回相談だったかと思う。
よくわからないままに、父と共に会いに行くと、ざっと状況をヒアリングされ、離婚の意思について確認された。翌日、その弁護士から電話がかかってきて、「昨日はお父様が横にいらっしゃったから、きけなかったけど、旦那さまと夜の営みはありますか?」ときいてきた。。。
このおっさん、なに聞いてくんねん?とドン引きだ。。。
わたしの気持ちが伝わったのか「本当に離婚の意思があるかを確認したかっただけです。いるんですよね~夜の営みは継続している方が」って、、、、
ものすっごく失礼だ。。精神的にまいっている私に、デリカシーのかけらもない質問をよくもまあ、できたものだ。
そっちは、仕事なんだろうけど、こっちは人生なんだ。
あんたに私の人生の岐路をあずけてたまるかー。
いかにも頼りになりそうな女性政治家
兄が政治関係の仕事をしていたことがあり、地域で有力な女性の政治家の方を紹介してくれた。当時、なぜ、紹介されたかはまったく分からなかったし、考える力も残っていなかった。いわれるがままだった。
その女性政治家の方は、お忙しい中、時間をつくって家にきて下さり、話を丁寧にきいてくださった。リアクションは大きく、力をこめて励ましてくださり、なんとかなる(してくれる?)気がした。
数日後、その方のポスターが家の壁に堂々と貼られた。
駅前演説にもたたれており、私を見かけて、皆の前でハグされた。
今思うと、選挙をみこしてのことだったんだと悟った。
女性支援をしているというアピールだったのだろう。あの励ましは心からのものだったとは思うが、選挙活動の一環だったのかと思うと、少し寂しく思う。両親も私も、政治の世界なんてしらない。世間知らずな部分があったのかと、社会勉強になった。
わたしを救ってくれたママ友
当時、パティシエ見習いとしてホテルで修行しながらの共働きだったため、放課後保育のある幼稚園に娘を通わせていた。
ある日、仕事帰りに迎えにいくと、同じように迎えにきていたママさんが
「お父さん出て行ったって、●●ちゃん(娘)がうちの子に話してたらしいけど、、」と声をかけられ、青ざめた(娘はそんな話をしていたのか。。。)
「実は私のところもなのよ・・・」と話が続いたから、一挙に意気投合し、お互いのあれこれをおしゃべりし、ぐっと距離が縮まった。
本当に苦しい時って、誰にもいえない。いうことが余計に自分を傷つける。そして、すでに傷ついた自分を更に傷つけるのが怖い。こんな苦しみは初めてでした。
でも、このママ友とのタイムリーな出会いは、砂漠の中のオアシスを発見したような気持ちでした。
このオアシスを見つけたことで、わたしは徐々に本来の自分をとり戻し、自分の意思をもって離婚に向けての手続きへと乗り出すのです。