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閉じたSNS

僕がインスタを非公開にしている理由を軽く説明しようかなと。

ふと、なぜSNSは開かれていなければならないんだと思ったんです。僕自身初めてTwitterをやったときはフォロワーを増やそうと躍起になっていました。まぁそれに関しては今でもバンド繋がりの人たちで仲良くしていますがある時を境にフォロワーを増やすのを辞めました。それはフォロワーを増やすのが目的になってしまったのではないかと思ったからです。あとはいわゆる本垢(趣味垢)の目的がズレ始めてどんなツイートをするか迷い始めたというのもあります。Twitterも人生もしっかり迷走中です。今はTwitterというものにあまり執着しなくなりました。情報収集のような感じです。

そんな中、インスタを始めました。元々アカウント自体は持っていましたがROM専だったので閉じたSNSを意識してやり始めました。去年の夏くらいからかな?最初はAくんが面白いと思いそうな投稿と自分の趣味のために始めました。正直、10人くらいの身内でガヤガヤしようかとも思いましたが、なんとなく徐々に増えて行くとは思います。

ここで一番伝えたいのは「見たいものだけを見れる場を作る」ってことです。見たくないものをわざわざ見る必要って実は無いですよね。それってストレスに直結しますし。実際Twitterのトレンドで政治ネタとかを見ればイラッとするのもあるし色々考えてしまうこともあります。「〇〇さんがいいねしました」投稿も面白いものが多いですが全て面白いとは限りません。
例えばYouTube。ひとつ動画を見れば下には関連動画が十数個出てきます。その関連動画を再生してまたその関連動画を再生して、、、の繰り返し結果として1時間は平気で持ってかれます。しかし、これが全て面白いとは限らないし自分に必要な時間とも限らないのです。(あ、僕は必要だと思うので見ます)

そういう必要以上に情報を仕入れてしまうことをあえて避ける。周りの友人の近況とか好きな有名人の投稿とかだけ見るということがしたいなと思ったわけです。
情報過多な社会における自己防衛の1つと捉えても良いかもしれません。無駄なことでストレスを溜めないためにあえて情報を遮断する、見たいものだけ見ることは決して悪いことではないのです。

見たいものだけを見るのは良くないとおっしゃる方もいるかもしれません。ただそういう隙間を作っておくことは悪くないです。情報なんて腐るほどあって結構な割合で腐ってるので質のいいものというよりは好きなものだけを見る隙間を作っておくとラクかもしれません。

余談ですがこの「閉じたSNS」は宇野常寛氏著書の「遅いインターネット」からインスパイアされてつけた言葉です。宇野さんは難しいことを難しいまま伝えるタイプなので書いてある7割分かりませんでしたが(僕の理解力がないだけ)3割分かれば納得する部分が多い本だと思います。

SNSの中で自分を守れる場所を作る。井の中の蛙大海を知らずと言いますが、大海を知ることは必要かもしれません。しかし、大海へは出たい時に出ればいい。つまり自分のペースでやることが何よりも重要なのではないかと感じます。そして広げた風呂敷を綺麗に畳めるくらいの使い方が良いかもしれません。自分の手の届く範囲での

では。

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