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#8 学校外での経験が教育を変える|異業種との交流で得られるもの

こんにちは、hitorigotoの後藤です。

「教育現場だけでは気づけないことがあるかもしれない」
そんなことを感じたことはないでしょうか。

教員は日々、生徒や保護者との関わりを通して学びを深めています。
そんな中で"外の世界"に触れることで、驚くほど見える景色が変わります。

今回は、学校外での経験がなぜ教室を変えるのか、そして何を得られるのかについて書きます。

1. 異業種交流がもたらす“視点の変化”

学校現場は独自の文化や考え方であふれています。
悪いことではないですが、同じ環境に長くいればいるほど、物事を一面的に見てしまいます。

異業種交流に触れることで、自分の価値観に刺激が加わり、次のような視点の変化が得られます。

  • 教育に対する新しいアイデアが生まれる
    他業種の「人材育成法」や「チームづくりの工夫」を学ぶことで、学級運営や授業改善の手がかりが得られます。

  • 教員の“当たり前”を問い直せる
    教育の現場では「今まではこれだから」という暗黙のルールが残りがち。外の視点を取り入れることで、教室の“当たり前”を見直すことができます。

  • 社会との繋がりを生徒に還元できる
    教員が異業種で学んだことを授業に取り入れると、生徒にリアルな社会の姿を伝えられます。

具体例:異業種の学びが教室に活かされたケース

実際に、私が教員時代に企業交流会に参加したとき、企業の1on1ミーティングを学びました。
その後学級内で生徒一人ひとりと対話する時間を設けるようになり、生徒の小さな変化や悩みに気づきやすくなりました。

他業界のアイデアは、教育現場に新しい風を吹き込むパワーがあります。

2. 異業種交流の方法とおすすめの「場」

異業種交流といっても、いきなり飛び込むのはハードルが高いです。
まずは自分に合った「場」を選び、小さく一歩を踏み出します。

  • 地域イベントや勉強会に参加する
    地域のビジネスカンファレンスやワークショップなど。

  • オンラインコミュニティに参加する
    教育者向けのオンラインサロンや異業種交流コミュニティに入ってみる。

  • 副業やボランティア活動を試してみる
    自分の興味がある分野でボランティアをすることで、自然と異業種の人と関わる機会が増えます。

  • SNSで発信を始める
    発信を通じて、異業種の人が共感してくれたり、繋がりが生まれたりすることがあります。

ポイント:教員という肩書きに縛られない

異業種の場に出る時は「教員だから…」と遠慮せず、純粋に学ぶ姿勢で飛び込んでみます。
「学校の外にも、知らない世界がたくさんある」という新たな発見があります。

3. 異業種の視点を授業や学級運営にどう活かすか

異業種交流で得た視点や学びは、授業や学級運営の改善にもすぐ活かせます。

  • 職業体験授業の質を上げる
    異業種の知識を取り入れた授業で、生徒にリアルな社会を伝えます。

  • 対話の時間を増やす
    他業種のコミュニケーション手法を授業やHRに取り入れます。

  • 探究学習やキャリア教育に活用する
    教員自身が得た異業種の知識やネットワークを使い、キャリア学習や探究活動を深めます。

学級運営に活かすアイデア

  • チームビルディングの工夫
    企業のマネジメント手法を学び、クラスづくりに役立てます。

  • 学級内の課題解決法を見直す
    異業種の「問題解決フレームワーク」を応用し、課題を整理して解決に導きます。

異業種交流が「新しい価値」を生む

異業種交流は、教員自身が「社会との繋がり」を感じ、自分の仕事の価値を再認識するきっかけになります。

また、その学びや視点は、最終的には生徒たちにも還元され、「生きた学び」を提供することができます。

教員同士が救い合う未来へ

教育の現場は変革期にあります。その中で、教員一人ひとりが孤立せず、繋がりをもって働ける環境をつくることが、子どもたちのためにもなります。
コミュニティを通じて、「救い合える仲間がいる」という安心感が生まれる。
大人にもそういった繋がりがたくさんあっていいと思うんです。

最後に

動こうとしてずっと動けていなかった2つのSNSを新たに始動させるかもしれません。始動できないかもしれません。

Youtube

TikTok

少しふざけた名前かもしれませんが、動画が投稿されるトリガーはみなさんの100フォロワーという挑戦的な内容です。
自分を突き動かすための自分への挑戦でもあります。

最後の最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今後も皆さんの役に立てる、自分らしさを創り出すための記事を投稿していきますのでスキ・コメント・フォローなどいただけると励みになります。

後藤 裕磨

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