非正規雇用時代の思い出⑫ー6社目4/7

結局男性社員は年度が替わって新規に有給が発生したタイミングで急に会社に来なくなり、仕事を放り出して辞めて行った。 有休を消化しきって退職した。
マネージャーの言う時短勤務で回せる仕事の後任、CFO曰く優秀な若者は、在籍9ヶ月(最後3ヶ月はCFOの手伝い付き)で辞めた事になった。


マネージャーは激怒した。 年度が替わった月=年度末決算の処理月でもあった。 ファイリングも途中だった。 彼を入社させたCFOはクビになった。

考えて、彼の仕事のうち、支払業務は引き受けた。 支払い先に迷惑かけてはいけないと思った。 まずは残高と請求書の付き合わせをしておいた。 入社当時請求書が無くて焦った経験からだった(探して見つかった)

途中までだったファイリングも出来るものはファイルして、不明なものは保留として置いておいた。 残りは税理士事務所に一時的に移管された。

年度末決算と法定調書の処理もあり、なかなか忙しかった。 8時過ぎまで作業していたら新たに来たCFOに「まだ帰れないの? 」と文句言われた。
手元の資料を見て「そうですね、あと30分で終わらせます」と答えたら黙り込んだ。

やがて税理士事務所の紹介で後任が来て、手放せた。 とはいえその人も数ヶ月で辞めてしまった。 次に転職エージェント経由で入社した人も3日で来なくなった。