【ひと検4期】「小さく試す」の実証実験の積み重ねと「早く失敗する」のノウハウ貯金
昨夜は、4期の初講座「コンセプトワーク」でした。
毎回、同じ内容をブラッシュアップしてお伝えしていますが、今期はなかなか上手く伝わったんじゃないかと思います(5回目だしね)。私はデザイナーですので「可視化」は得意ですが「言語化」苦手です。難しいことをカンタンに伝える…ああ、難しい(笑)
でも、その場で先頭に立つ人が「言語化」をして、伝えていく、伝わったことを確認して進めていくということは大変、重要なことだとも感じています。
共感や優しさだけでは、見つからない本質課題を見つけ出すには
これは、0期から変わらず話していることですが「ひとり」という一方的な視点では本質課題を見つけ出すことは難しいと考えます。また仲間がいる場合も、仲間がリーダーの「ビジョン」や在り方や基本的な観点・考え方を理解していない、または「本音」を知ら(ろうとし)ない限りは、表面的な課題解決にしか取り組まないということは良くあることです。要は、寄り添いすぎるといい結果にはならないと感じています。
共感や優しさだけでは「本質」はみつかりません。
少し摩擦がある方が絶対に良い方向へ向く、そんなことを講座が始まる少し前まで感じ、考えていました。
だからこそ、個々の課題把握能力を鍛えることを、4期ではしつこくお伝えさせていただきました(笑)。
そして、
「小さく試す」の実証実験の積み重ねと「早く失敗する」の精神力についても
私たちは、受講者が「卒業」することなんかより、自分自身の「コンセプト」と愛すべき「コンテンツ」が創れる、社会に還元できる、そんな状態になって社会に接続してくれることが理想です。
なので、どんなに時間がかかってもかまいませんし、何度も何度も「実証実験」をして、改善して、上手くいかなければ、他の方法を考えたら良い、本気でそう思っています(途中で音を上げる受講者もいるかもしれませんが…)。
実際に1.2.3期の受講者さんも、めちゃめちゃ実証実験を繰り返していますし、同じ失敗を繰り返さない限りは、どんなことでもチャレンジして欲しいし、そのキッカケやサポートはいくらでもやります。同じ失敗を繰り返す場合にだけ、一言申し上げますが(笑)そういったときって「思いが強い」場合が多いんですよね。「私が何を?」という、マーケティングの4Pに近い視点なのかもしれません(4Pはモノを作って安く売るのフレームワークなので、現代だと「押し売り」と感じられることもありますからね…w)
しかし、もう時代は価値や体験をお金で交換する時代、こちらはブランディングの4Eに近い考え「誰に何を?」の視点になるんだなぁと感じています。
「思いが強い」と「誰に何を?」の視点はなかなか難しい。
だから、実際にやってみるかかわかること、仲間からのフィードバックで自分の盲点を知ること、そして、失敗して気づくこと、そういった「プロセス」こそが大事であるとお伝えしています。
さらには、実証実験の繰り返しこそ、「実現可能性の担保」良いアイデア、解決策の構築につながっていきます。
日本人の多くは、完璧主義で「材料が揃ったら」と言ってその場足踏みの人も多いですが、「失敗」は成功の法則を知るための「ノウハウ貯金」です。たくさん小さな「失敗」をして失敗しない方法を貯金していく。そういったマインドが必ず必要になっていきます。
「何を目指して」「何を解決したいのか」を見極めて実践することが実は一番大事なんですよね。「何」の部分がわかるから、実践できる。
動けないのは心の問題ではなく「何」が明確になっていないから。
「何」が明確になれば、必要なテクニックやノウハウもわかるんですよね。
少なくとも「ひと検」に集まるメンバーには、「何」という目的の解像度を上げながら、学び続けること、そして実践し続けることを大切にして欲しいと思います。
もちろん私たちもしっかりサポートします。
よろしければサポートをご検討ください。いただいたサポートは取材や「ひとり」と「ひとり」をつなぐ活動に使わせていただきます♡ どうぞ、よろしくお願いいたします!