見わたせば、被造世界は、どこもかしこも〈美しい詩〉で満ち、文字に書きあらわされていない詩の魂に照らされ小川がきらきら光の舞を踊っています。「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。」(詩篇19篇1節)。
光を衣のように着、天を幕のように広げておられる主よ、泉を谷に送り、山々の間を流れさせ、季節のために月を造られた主よ、汝のみわざはなんと多いことでしょう。
ああ、心の目が清水のように澄みわたり、汝のお書きになった詩の魂を恍惚として眺めることができたらどんなにか幸せなことでしょう。
詩の魂をとおし、汝の懐へと導かれていきたい。