【考】ストグラ 一回目
何回やんねん。
最近はストグラ、というヤツを観測している人間です、よろしくお願いします。トップ絵は「俺が描いたんやからええやろ」ですし、ネタ的にはストグラ内「特殊刑事課」ネタ。半年ほどの観測の結果、つらつら書いていきたい、けれども、特定の配信者さんのあれこれは言いません。
まずまあ、ルール違反ですし、それ以上に「ストグラ」というシステムに焦点を絞ってみていきたいなーと思う次第です。
ストグラってなんやねん
説明が非常に難しい。
ゲーム実況者・配信者(この場合youtuberも含む)を中心とした、大規模コラボゲームサーバー?
まずまあ配信者に興味ない人からすると、なんやねんそれ、にはなるんですが・・・。
ユーチューバー、なら聴いてる人も多いので、そこで解説します。
主にゲーム実況系youtuberは基本、一人でゲームをやって一人で動画編集をし、再生数でお金を頂くシステムなんですが、二人でやってれば更に楽しいし、三人ならもっと楽しい。観測者、視聴者としても一人で黙々とゲームされるよりは、二人、三人とかで楽しく話しながらゲームしてる姿をみるほうが楽しいわけです。ただ、近場に友人がいない私のようなぼっちのコミュニケーション障碍者には、「一緒にゲームしようよ」とか「配信しようよ」は言いにくい。
そんなあなたに新システム!「みんなで一緒に楽しめるゲーム」
マインクラフトやマリオカート、デッドバイデイライト、人狼ゲームの「アモングアス」等等。出会いもネットで済ます時代です、ついてきてますか?アラウンドフィフティー。
まあそういった、配信者達が一緒になって楽しめる箱庭システムの一つが、このストグラってやーつー。
元々はグランドセフトオートという、海外のゲームですね。海外の、特に犯罪と銃そして車に特化した10年前のゲームを改造し(したんだよね?)最大200人で遊べるようにし、その箱庭の中で犯罪したり、銃を撃ったり、警察に捕まったりしながら「ロスサントス」という架空の街で暮らす。
それを主目的としたサーバーがそれ。
このゲームの目的
目的=なし。この感覚はわかるでしょ、廃人ども。
MMORPG(アールピージーってロールプレイングゲームの事で基本的に日本人はロールプレイングゲームで遊んでるんだがね)をやったことがある人間ならすっと入ってくるこの感覚、このゲームには終わりがない。
魔王は倒さない。魔王いないので・・・。想像してみてほしい、自分の周りの目につく人間が全部勇者の世界を。で、勇者としゃべって、ダンジョンにいって、帰って、寝る。ストグラの世界では現実世界を「夢」と呼びます。
ただまあ、このストグラある特徴的なルールが存在している。それは
「役作りをしてその街の住民としてふるまえ」という絶対的なルールが存在するのである。
ショーマストゴーオンの即興劇
現実世界の役者でもようやらんことをコンビニエンスにようやるな、とは思うんですがそういう事。
VC、つまりゲーム内のマイクでリアルタイムに会話が行えます。
犯罪者がいて、警察がいる。一例を出します。
犯罪者を捕まえた警察が
「もう逃がさないぞ」
犯罪者
「見逃してくれ、俺にはこれが必要なんだ」
から互いにお互いの情報を提示し、会話し、行動し、オチをつける。
それは数十万の観測者の前でリアルタイムで行われる。怖くてようやらん。を決して下りないネットという舞台の中で行うのがRPGサーバー。
この前提を踏まえてほしい。そして多分ここから言いたい事なんだけど、普段から文章を読む人間と読まない人間の差がこの辺からでるし、読まない人間はこの辺で飽きてると思うので先に進みます、マザファカー
踊り子には手を触れないようお願いいたします
籠ったマイクで歌いだす。
つまりストグラの世界に存在している全てのプレイヤーは演者である。ストリップでいうところの踊り子。手を触れてはなりません、ルール違反、なんですが非常に「鳩行為(関係しているプレイヤーに他プレイヤーの報告を行う)」や「誹謗中傷」が非常に多い。あとまあ、最近私が個人的に気になっているのが「勝手な推量」が結構多い。
ストグラのサーバーに参加しているのは基本「人気実況者」。そもそも人気のある人が参加をしているわけです。つまり実況者毎に数万、数千のファンが背中にいる状態、その中でケイドロをやるわけですから
捕まえた警察には「ふざけんな見逃せ、私のカワイイ〇〇ちゃんを!」
捕まった犯罪者には「おいおい何やってくれてんだ、〇〇ちゃんの手を離せ!」
ってなるのは、世の常人の常。ファナティックなファン達をファニーしながらティファニーで夕食を。あとまあ+
「〇〇ちゃんはそんな事いうはずない、これにはきっと理由があるはず、きっとこういう理由なんだわ、なんて素敵」
というやつ。オウ、ファニー。
微妙なラインですけど、これ一番キッチィヤツじゃないですか。
本を読まない人間って「勝手に物語を脳内で補足しちゃう率」が異常なんですけど、集まってんじゃねえかな、とは思ってます。まあ、見てる分母が多いんでね、私みたいなキチガイも存在しますし。
数学的合理性と文学的情緒性のスキマコンテンツ
ストグラには結構な確率で「FPSの元プロ」が参加しています。
FPS。ファーストパーソン・シューティングゲーム。
銃の腕を他人と競い合うゲームには数学的合理性が必須。
敵のどこを狙い、どの場所に位置し、どのタイミングで仕掛けるのが最も効率的か、を考えるゲーム。
対して演劇というのは徹底した「文学的情緒性」に根差します。
合理性とは程遠い不合理を内に秘め、不条理を赦す湿っぽい情緒というのは銃後の世界に必要か不必要か。聴くだけ野暮ですね、そうなってるんだから仕方がない。相性の悪いこの二つのコンテンツがマーブルケーキとして混在しているのがストグラの世界。実は混在はしているが、混ざっていないのが現状かな。という気がしています。あるプレイヤーは「文学的情緒性」を多分に含み、あるプレイヤーは「数学的合理性」でRTAが如く敵を駆逐する。
ストグラコンテンツ「上から観るか?下から観るか?」
の差ではありますけど、これも荒れる元ですねぇ。
書いてる私が飽きてきたのと、次につなげようとしてた、
ストグラはメタバースか?って話が「メタバースにはなりえるんじゃないか?」と私の中の議長が言ったので少し思考。まあでも「考」できたんで、それはそれこれはこれ。
つまり、観測者、およびコメントを残す人間は自身をファニーにしないように気をつけようね、って話。
っていいつつ、生まれて初めてブロックした位嫌いな配信者が生まれたのもストグラなので、気を付けような!
つぼ浦とキャップ、ウェスカーさん、ヴァンさん、ミンドリーさん、アドミゲスさん、れりあさん、大好きです!
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