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「自分の力で生きていく」ということ

最近 絶対にハマらないだろうと思っていた韓国ドラマに夢中です。

「ロマンスは別冊付録」というラブコメ(?)で、バツイチ子持ち女性が再就職に苦しむところから始まる物語です。

そんな苦しいシーンで主人公のカン・ダニさんがスーツに裸足で自棄酒しながら「私は自分の力で生きていきたい」と誓うシーンに号泣しました。なんて生きづらい世の中なんだ・・・私はあなたを一生応援します・・・!と思った次の瞬間。

年下イケメン金持ち人気小説家兼編集者で主人公を一途に思い続けている幼馴染、チャ・ウノが現れるのです。それだけならまだしも、一年以上彼の家に勝手に入り浸り、食事・風呂をいただいていることが発覚、そして最終的に物置に隠れて住み始めました。パラサイトか?

おい、私の感情を返せ!なにが自分の力じゃ。そんなコソコソするなら堂々と頭下げて助けてもらえや~~!なんなん?

まぁ美人だしな、なんで共感とかしちゃったんだろ。見るのやめようかな、と思ったけど、今年の目標は「すぐ辞めない、裾野を広げる」なのでちょっと我慢して見てみました。

そして気付いたんです。主人公のカン・ダニさんは与えることを惜しまないひとなんだな~ということに。

与えることを惜しまないからこそ、与えられることにも躊躇しない。

だからみんなに愛されて、喜んで助けてもらえるんだなぁ。

私はちゃんと気を遣えず、変なとこばかり気になってしまい、周りの人の親切を上手く受け取れません。遠慮しちゃう。相手も困る。寝る前に反省会開いちゃう。

でもそれは自分が気にしすぎ、というより、自分が与えることに対して大きなハードルを感じているからこそなんですよね。与えるって傲慢な響きだけど。

だからケチケチせずにひとに尽くし、気持ちよく厚意を受け取る。

そっちのほうがずっとずっと素敵だよなぁ。

その繰り返しの結果、年下イケメン幼馴染に助けられているのなら、確かに「自分の力で生きている」というのかも。

韓国ドラマから大切なことを教えてもらえた週末でした。


ちなみに離婚を決めた夫婦の話もとてもよかったです。今まで恋愛に魅力を感じたことなかったけど、常に味方でいてくれる人がいるっていいな~。自分も誰かの味方でいたい。


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