金曜の江本《210618》
さぁ。金曜です。
ギリギリ曜日感覚を保っていますが、日常に身を任せると、いとも簡単に曜日感覚や時間感覚をゴミ箱に葬り去ってしまいそうになります。
いかん。いけません。なりません。いや、本当に?いけませんか?常識は疑ってこそ。疑念こそが次の思考へのパスポート。と、誰かが言って、いや、今私が言いました。確かなものなどないのだから。
疑うというのはなんとも恐ろしい行為です。確かではない足元を、目視で確認して、確かではないということを確かにさせる行為。どうして人間の形を保っていられるでしょうか。碇ゲンドウの人類補完計画にまんまとハマっていけます。どちらかと云うと旧劇場版の方です。Air/まごころを君にです。
不安定でブヨブヨな足元でまっすぐ立っていたいのなら、そもそも足元など見ないことです。虚空だけを見ることです。それはなんとも虚しい行為でしょうか。でもきっと、そのなによりも透明で不確かな愚かしく見える行為をこそ、希望と呼ぶこともできるのです。いや、それこそが、希望なのです。ちょっと頑張らないと、それができないのですけど。紙でできた、薄っぺらい壁で、包んだ、おもちゃみたいな、それこそ。不確かなのだから。
なにポエムし出してるんだこいつ、とお思いでしょう。厨二丸出しだな、と。
いや、あのね。春先くらいから、科捜研の女をseason13から毎日ちまちまと見返してるんですけど、やっとseason18に突入したところでして。なぜそんなに見るのかと問われれば、特に好き以外に理由はない…多分安心するからだと思います…けど、流石にずっと見てるとなかなか頭がパンクしてくるくらいの話数で。途中、色々脇見するんですね。
で、今脇見してるのが、輪るピングドラムでして。重い腰を。あげて。初見。やっと見れましたピンドラ。10年越し。はぁ……。いいですね。好きです。みんな愛しい。クオリティが、高い。。癖が。。凄い。。途中まで、石田彰の、石田彰による、石田彰王子のための、何かではないかと錯覚しそうになるくらい、最高の石田彰さんを堪能している気がしました。なんかもう。凄いや。バケモンだ。
で、シン・エヴァとか、ピンドラとか、日々見漁っちゃったら、そりゃ、誰だってこういう気持ち悪いことにもなりますよ!ね!つまり正常です!気持ち悪い自分を全肯定!!!
現実の私は、そうめんを湯がいて、夏を感じて、食べて、生きることに、心から充実を感じています。それを、疑うことなく。誰かからは、たとえ遠く彼方の虚空を見つめているようにしか見えなかったとしても。それが、幸せでなりません。
健康のために肉を食べようキャンペーン中ですので、今日は鶏胸肉の甘酢煮を作りました。んめーや。
日々の徒然を、ブックマークのように、断片的に。