人生は一度きりの旅

私は物事を理屈で考えます。

だから神様とか魂とかあまり信じませんが、都合が悪くなると、よくお婆ちゃんに祈っていました。

「おばあちゃん、お願いします。絶対にバレませんように」

そしてお婆ちゃんは、よく助けてくれました。
だからと言ってはなんですが、やっぱり魂はある気がします。


例えば、別次元の空間に魂は住んでいて、私達の世界は外国みたいなものかもしれません。

その中には、まったりしている者もいれば、外国に行ってみたいと旅に出る者もいるでしょう。

人生という外国に行ってみたい!と思ったのが私達ですね。

そしてまた、人生の旅でも飛行機のファーストクラスを選ぶ人もいれば、
そんなものは面白くない!とバックパッカーを選ぶ人もいます。

そうして私達は親を選び、生まれてきたのです。

ただ私は思うのです。

終着点は皆同じだと。

例えば終着点がフランスのパリだとしましょう。

パリに着いたら、そこで旅は終わりです。

それなら快適な空の旅で、寝てるうちにパリに着いても面白くもなんともありません。

旅に出た意味がない。

それよりもバックパッカーになって、いろんな人にふれあい、全力で旅をした方がきっといい旅になるのではないでしょうか。

あなたは人生という外国を見たくて旅に出てきたはずです。

そして悲しいこと、つらいこと、嬉しいこと、人を好きになること、様々な世界を見てきました。

今、この瞬間も。


人生は一度きりの旅です。



旅に出ない方が良かったですか。

それとも旅に出て良かったですか。

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