何でもできるはず
よくスキルを習得するには10000時間練習しなければならないと言いますが、それが誤解を生み、人々が夢をあきらめてしまっています。
しかし実は私達がスキルを手に入れるのには実は、10000時間もかかりません。
20時間でいいのです。
10000時間必要なのは、その道のトップになるためであって、
ある程度できるスキルを手に入れるには20時間でいいのです。
1日45分だけでも1カ月。
もちろん20時間ぶっ続けで練習しても出来るようになるとは、私も思いません。
脳の性質上、1日では難しいはずです。
脳内で神経回路の構造を変えるには物理的に時間がかかるからです。
一日で変わる部分は、ほんの微々たるものでしかありません。
しかし1カ月あれば充分に変わります。
では具体的にどうすればいいでしょうか。
まずは習得したいスキルを細かく分解します。
その中のできそうな事を見極め、
それを意識的に練習することです。
私の経験からすると、順番にこだわる必要はありません。
初めから順番にしようとすると、つまづいた時に、そこで止めてしまうからです。
そこで、途中でもいいので、できそうなところを目標にし、先に練習して下さい。
そうやって途中の目標を達成できれば嬉しくなり、やる気が出てくるので、また次の目標を練習するのです。
例えば、ルービックキューブの6面完成。
これ、解法を見ても、順番どおりにやると疲れます。
普段、立体のパズルなどやらないため、すぐに頭が疲れてやる気がなくなるのですね。
だからできそうなところからやってみます。
すると、一部分でもできると嬉しくなり、やる気が出てくるのです。
そうして、私もルービックキューブの6面は余裕で出来るようになりました。
小さな達成を繰り返すことでやる気が持続し、心の壁も低くなってきたんですね。
「できそう!」って思えてくるのです。
パズルでも、端の部分や解りやすいピースを埋めていき、全体像が見えてくると「できそう!」って思いますよね。
それと同じです。
そうやって、ドッチボールをコマのように回し続けたり、ジャグリングもできるようになりました。
そして今、英語をやっています。
しかし、20時間ではペラペラ話すことはできませんでした。
学生時代から考えると20時間以上、数千時間やったはずなのに、おかしいですね。
言語の習得はかなり難位度が高いようです。
ただ、英語を聞いているのに、英語だということを忘れていることがあるのです。
おそらく脳内に英語の回路ができつつあるのでしょう。
このままペースを上げてみます。
もし、ある程度会話ができるようになれば、やった練習方法も含めて報告致します。
それでは。