何を見るかが大事
私たちの頭の中では心と呼ばれる様々な思考プログラムが同時に動いています。
そしてそのプログラムは生まれてから今までの周りの環境、経験によって作られていきます。
つまり、どこに住むか、どの学校に行くか、どんな仕事をするかが、自分の心の形成に大きな影響を与えているということです。
だから、いいコミュニティを選ばなければなりません。
しかし、今属しているコミュニティから離れられない場合もあるでしょう。
ではそんな時、コミュニティを良くするにはどうすればいいでしょうか。
よく考えればコミュニティも人の集合体ですよね。
ということはひとりひとりのプログラムが変われば、全体のコミュニティも変わるということです。
ならば一人一人のプログラムを変えるにはどうすればいいか。
それは子供の教育と同じです。
仲間の失敗、悪いところばかりを見せると、脳内ではゆっくりとそのプログラムがコピーされ、失敗しやすく悪い人に、少しずつ近づいてきます。
逆に良いところ、感謝されるようなところばかり見せてあげるとそういったプログラムが作られ、感謝される人に少しずつ近づいていきます。
毎日 悪い見本を見せるのか、毎日 良い見本を見せるのかでコミュニティは作られていくということです。
オリンピック選手のイメージトレーニングと同じですよね。
毎日 失敗を見たりイメージする人に一流選手はいません。
毎日 手本となる映像、動きを何度もイメージする人が一流の選手になります。
私も運動部時代、「失敗したら監督に怒られる」「ミスしないように」そんなことばかり考えイメージしていました。
だからニ流でした。
せめてこれからは、手本となるイメージをして、子供の手本となる自分をつくっていこうと思います。