何回失敗しましたか?

赤﨑 勇さんが亡くなられました。
赤崎さんといえば天野浩さんと共に
多くの研究者たちがの実現は不可能と言われた高輝度青色LEDを発明した人です。

松下電器産業時代は失敗が続いたため、「こんなわけの分からないもの、早く研究をやめたらどうか」と毎日詰められ、最後には命令されたそうです。

それでも「好きなことをやる」と辞表を出し、名古屋大学や別の会社の助けを借り、教え子の天野さんと2年間1500回以上失敗し続けました。

そんなある日、機械がたまたま故障しました。
しかしその故障のおかげで青色LEDを発見できたそうです。

発見したのは、偶然だったのです。
ひょっとして、その時故障していなければ、今、LEDは普及せず、スマートフォンもなかったかもしれません。

たったその「機械が故障した」という偶然で社会は変わったのです。

しかし、確かに偶然ではあるのですが、この偶然は必然だったようにも思えます。

短い時間の中では偶然に見えますが、長い時間でみるとこれは必然だなと。

なぜなら2年間、毎日毎日ずっと失敗し続けるんですよ。
できますか、そんなこと。
耐えられますか、
私なら意味のないことを毎日してる気がして、やめてしまうでしょう。

つくづく思うのですが、やはり本当に重要なのは、赤崎さんや天野さんのような「心」なんですよね。

絶対に諦めない「心」が偶然に見える「必然」を掴むのです。

そういえばエジソンさんも電球の発明のために16000回以上失敗したのでした。


10回程度の失敗で諦めてる場合じゃない!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?